こんにちは。今回は、けやきひろばビール祭り2018(Keyaki Beer Festival)に行ってきたので、その模様と飲んだビール(11杯)について紹介したいと思います。
けやきひろばビール祭り2018は、2018年は9月5日から9日までの計5日間、埼玉県のさいたまスーパーアリーナで開催されている、全国各地のブルワリーが出店する最大級のクラフトビールイベントです。
今回は、2日目である9月6日に行ってきました。
平日でしたが思ったより人が多くて、とても賑わっていました。
出店者はなんと90店舗、すごい数のブルワリーが軒を連ねます。
今回はそんな中で、僕なりにテーマを持って飲みたいビールを絞ってけやきに臨みました。
一つは「秋」らしいビール。もう一つは、最近僕の中で流行っている「ニューイングランドIPA」。さらにその中でも、全国各地のブルワリーが来ているイベントですので、できるだけ地方のブルワリーのビールを選んで飲みました。
「秋」らしいビールとは、具体的なスタイルでいうと「ウィンナービール」や「メルツェン」です。
メルツェンは特に秋しか飲むことができないビールです。またウィンナービールは醸造しているブルワリーが少ないことから、普段なかなか飲めないビールということで選びました。
「ニューイングランドIPA」を出しているブルワリーはそこそこありました。
しかし、けやきの公式サイトで探したところ、スタイルの一覧に「ニューイングランドIPA」がなかったので、一つ一つビールをみて、それっぽいものを片っ端から探しました。
今回の記事では、これからけやきに行く方で何を飲むか迷っている方、またけやきに出店したブルワリーの中に気になるブルワリーがある方、また最近のビールの動向を知りたい方などに向けて、紹介になればと思い書いていきたいと思います。
contents
飲んだブルワリーの一覧
まず初めに、今回飲んだビールのブルワリーの紹介をしていきたいと思います。
- 横浜ベイピルスナー(神奈川)
- OIRASE Brewery(青森)
- 志賀高原ビール(長野)
- 牛久シャトービール(茨城)
- Y.MARKET BREWING(愛知)
- 霧島ビール(鹿児島)
- 伊勢角屋麦酒(三重)
本当は他にも、「猪苗代地ビール」の「ゴールデンエンジェルラガー」、TDM 1874 Breweryの「ヘイジーIPA」・「BBB」、Craft Beer Companyの「グラマラスIPA」、「デビルクラフト」の「パトリオット クラッシュ」、「Parallel49 - Trash Panda NE Hazy IPA」など飲みたいビールはたくさんあったのですが、11杯飲んだら限界が来たので今回はお預けとしました。
さて、ここからは飲んだビールについて、紹介していきます。
例によって、詳細はまた追って別記事に書いていきたいと思います。
飲んだビール紹介
横浜ベイピルスナー (神奈川)
まず一番最初に飲んだのは横浜ベイピルスナーの代名詞とも言える、ベイピルスナーです。
国際的なコンクールでも認められた、世界に誇る超本格的なチェコスタイルのピルスナーです。
カラメル感のあるピルスナーで、チェコにいるような感覚さら覚えるピルスナーです。
濃い味の食べ物が食べたくなります。
小サイズは300円〜売っていました。まずは一杯目にいかがでしょうか。
詳しくはこちら:
OIRASE Brewery (青森)
続いては、青森のOIRASE Breweryのアンバーラガーです。スタイルはウィンナラガー。
芳醇な甘みのある味わいです。
モルトの甘味が絶妙です。スルスルっと飲めてしまいます。これはとても美味しかったです。これを飲んで、急激に食欲が湧きました。そんな不思議な力のあるビールでもあります。
秋を強烈に感じさせる、味わいの深いビールです。このスタイルは個人的にとても好きです。
アジアビアカップで金賞、インターナショナルビアカップで銅賞を受賞するなど、評価されているビールでもあります。
詳しくはこちら:
志賀高原ビール(長野)
続いて志賀高原ビール。
こちらは近年とても人気のあるブルワリーです。Twitterでも、まずは志賀高原ビールに行くという方が何人かいました。
今回は飲み比べセットをオーダー。
けやきの公式ホームページには載っていないビールがたくさんあり、事前に志賀高原ビールが出しているビールを知りたければ、志賀高原ビールのTwitterを確認してから行くのが良いと思います。
秋の「けやき」スタート!けやきひろば秋のビール祭り、はじまりました!新作、Fresh Hop Bitter と 無我霧中 はもちろん、今年の生ホップ第二弾、IPA Harvest Brew、そして新バッチの NEW ENGI-LAND IPA も先行開栓してます!限定樽もどんどん繋ぐ予定。日曜日まで、お待ちしてます! pic.twitter.com/l9FRQyuxU4
— SNOWMONKEY BEER LIVE (@drunksnowmonkey) 2018年9月6日
飲んだのは、「Fresh Hop Bitter」、「New Engi-land IPA」、「無我霧中」、「スノーモンキーIPA」です。
Fresh Hop Bitter 以外は全てニューイングランドIPAスタイルです。
ちなみにFresh Hop Bitter は、仕込み当日に収穫した生ホップを使ったビールだそうです。志賀高原ビールのホームページの商品ページでオススメ順にすると一番上に表示されます。
一口飲んで、思わず「でたでた」と言ってしまったほど、ホップの爽やかな香りが強く感じられました。
それ以外のニューイングランドIPA勢ですが、それぞれに感じた違いを書いていくと、以下のような感じです。
- 「New Engi-land IPA」:苦味を一番感じる。説明には「ドライ」とあるが、だからと言ってたくさん飲めるかと言ったらそれは別問題で、度数がそれなりにある分、飲み応えのあるビール。
- 「無我霧中」:苦味が少なく、ジュースのように飲みやすい。この中では一番飲みやすい。するするっと飲めてしまう。一番好きなビールだった。ただ度数はあるので、飲みやすいだけに、とても危険なビール
- 「スノーモンキーIPA」:一番トロピカル感が強く、一番濃厚な味でとろっとした舌触り。これは逆にいくらでも飲める気がした。
無我霧中が一番好きでした。
夢中になって飲んでしまう、とはまさにその通りです。
以上が志賀高原ビールの紹介です。総じて、とても危険なブルワリーだと感じました。気づいたらとても酔っています。割と強めなビールが多いですが、どれも美味しすぎて、とても危険です。
詳しくはこちら:
無我霧中:
SNOW MONKEY IPA(スノーモンキーIPA):
New Engi-land IPA:
Fresh Hop Bitter:
牛久シャトービール(茨城)
続いては牛久シャトービールの秋あがりです。
こちらは「Fest Beer」ということで、メルツェンスタイルのビールです。
こちらはグビグビと行けるタイプのビールでした。とても冷えていて美味しかったです。麦芽の甘みがとても美味しく、また芳醇な味わいです。
OIRASE breweryのアンバーラガー同様、秋を感じさせるビールです。同じくこちらも個人的にはとても好きなビールです。
詳しくはこちら:
Y.MARKET BREWING(愛知)
続いては、Y.MARKET BREWINGの「be twenty」です。
これは、けやきの限定ビールでした。
限定にしておくには勿体無いほど、とても美味しかったです。
僕がニューイングランドIPAに対して思っているイメージに一番近いビールでした。
一番濁っていて、鮮やかなオレンジ色です。
苦味が全くなく、ホップが全開、トロピカルジュースのような味わいです。もはやこれはビールなのかと疑わしくなるほど、他のスタイルのビールとは一線を画しています。ホップだけでこの味が出ていると思うと、すごいです。これはオススメです。
詳しくはこちら:
霧島ビール(鹿児島)
続いては霧島ビールの「紅茶のビール」と、「メルツェン」です。
紅茶のビールは、けやきの20回記念限定ビールです。紅茶を使ったスペシャリティラガーです。
エールスタイルのビールは、エール酵母由来の紅茶のような深い味わいのするビールがありますが、そう言ったビールは割と後味が重めだったりします。
霧島ビールの「紅茶のビール」は、本当に紅茶を使っていて、ラガータイプのビールであるためか、後味が割とすっきりしていて、飲みやすかったです。これもオススメビールです。
続いてメルツェンです。こちらも限定醸造です。霧島ビールのメルツェンは、モルトの甘味を感じつつも、割とすっきりとしていて飲みやすい感じでした。
詳しくはこちら:
伊勢角屋麦酒(三重)
最後に伊勢角屋麦酒の「NEKO NIHIKI」です。
もう暗くなってしまっていて、変な色の明かりに照らされていますが、こちらもなかなかの濁りっぷりです。
スタイルは「ニューイングランドIPA」。今回最後に飲んだビールで、もう酔っ払いも酔っ払い状態でしたが、このビールの味はしっかりとわかりました。
苦味が少なく、とても飲みやすいビールでした。Y.MARKET BREWINGの「be twenty」に近い印象ですが、とにかく飲みやすいです。
詳しくはこちら:
ビールのお供に食べたもの
ビールを飲んだらお腹は空いてしまいます。ビールが飲めれば満足だと思っていても、やっぱり何か食べ物は欲しくなります。
今回食べたものを紹介します。
秋刀魚
やっぱり秋の味覚といえば秋刀魚です。
バター醤油が効いていて、本当においしかったです。周囲は秋刀魚の匂いがプンプンと漂っており、強烈に引き込まれました。
「アンバーラガー」や「秋あがり」など秋のビールを飲むと、無性に食べたくなってしまいました。味もとてもおいしかったです。
ニュルンベルクソーセージ
こちらもビールのペアリングの定番です。これもビールを飲んでいて無性に食べたくなったシリーズの一員です。
やっぱり肉が食べたくなるのですが、ソーセージはちょうどいいですね。大変気に入っています。
トルティーヤチップス
陽気なネパール人が売ってくれました。冷蔵庫から出てきてやや冷たかったですが、それはそれで悪くなかったです。
ビールのつまみとしては、最高レベルのおつまみだと個人的には思っています。おいしかったです。
まとめ
今回は、けやきで飲んだビールについて紹介しました。全国各地から90もの出店者が一堂に集結する最大級のクラフトビールイベントです。
この記事では、ビールやブルワリーの紹介もしています。これからけやきに行く人以外も、そうでない人も、参考になる情報が一つでもあればと思います。
今回は以上です。