今回は、Weihenstephan(ヴァイエンステファン/ヴァイエンシュテファン)のトラディションを紹介したいと思います。
contents
Weihenstephan
Weihenstephanは現存する世界最古の醸造所と言われている醸造所です。
今調べてみると、ドイツのフライジングという村にあるようです。昔ドイツに行った時に、ミュンヘンでWeihenstephanのレストランに行った記憶があったのですが、今調べてみるとWeihenstephanのレストランはミュンヘンにはなさそうです。もしかしたら別のレストランだったのかもしれません。
1000年の歴史のある醸造所というのは想像もつきませんが、とにかく歴史のあるブルワリーということです。
今回は、そんなヴァイエンシュテファンの代表的なビール「トラディション」を飲んだので紹介したいと思います。
トラディション
それではトラディションを紹介していこうと思います。
「マイルドなホップと、ローストモルトの香り 甘いキャラメルのような風味」
前回ヘフェヴァイス(幻の白ビール)を紹介しましたが、今回紹介するトラディションも「歴史を引き継ぎだ伝説のビール」です。
トラディションということで、伝統的な製法で造られた黒ビールだと思われます。ミュンヘンには、伝統的に造られてきた「ミュンヒナー」という黒ビールがあります。ただ、今ではもうほとんど造られなくなってしまったようです。以前チェコのプラハに行った時に、ウ・フレクーというお店で飲んだ黒ビールはミュンヒナーだそうで、その時に初めてミュンヒナーを飲みましたが、甘みがとても強くて永遠に飲めそうなビールでした。
日本でも、山形の月山ビールが造っています。
飲んだ感想
ここからは、ヴァイエンステファンのトラディションを飲んだ感想を書いていきます。
こちらがトラディションです。
色は濁りはなく、クリアなダークカラーです。
香りはモルトの甘味が感じられます。チョコレートっぽい甘みがあり、プラハで飲んだウ・フレクーの黒ビールを思い出します。どんな味がするのかワクワクしてきます。オクトーバーフェストにいることもあるかもしれません。
後味はけっこうスッキリしています。少し甘みが残ります。苦味はほとんどありません。チェコで飲んだウ・フレクーは、永遠に飲めた気がしました。これは3杯目なので少しあっぷあっぷです。甘くてとても飲みやすいです。何も考えずにひたすら飲みたい気分にさせてくれます。そう思えるだけで十分美味しいビールの証拠です。
とても美味しいビールでした。
今回は以上です。
飲んだ場所
最後にこのビールを飲んだ場所を紹介しておきます。
このビールを飲んだのは、お台場のオクトーバーフェストです。
オクトーバーフェストといっても、日本では一年中開催されているイベントですが、お台場では春に開催されます。
ヴァイエンステファンはオクトーバーフェストの常連なので、どのオクトーバーフェストに行っても大抵は飲めるのではないでしょうか。皆さんもぜひ飲んでみてください。