こんにちは。今回は、ドイツ「ヴェルテンブルガー」の「アノ1050(メルツェン)」について紹介したいと思います。
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ヴェルテンブルガー
ヴェルテンブルガーはドイツにある醸造所です。
「ヴェルテンブルグ修道院」に併設された醸造所で、世界最古の修道院醸造所とも言われています。
場所はミュンヘンのあるバイエルン地方にあり、ニュルンベルグとミュンヘンの間くらいに位置しています。
ドナウ川のほとりです。
これまで知りませんでしたが、歴史も古く、1050年からビール醸造を開始したようです。
1050年は、日本はなんと平安時代です。
藤原頼道が京都に平等院鳳凰堂を建立したのが1053年です。
その頃ドイツではビールを醸造していたと思うと、すごい歴史を感じます。
ヴェルテンブルガーは、日本では「月桂冠」が輸入販売をしているようです。
「ヴェルテンブルガー」だとか「ヴァルシュタイナー」など、ドイツの醸造所はこんがらがっていますが、今回のオクトーバーフェストシーズンで覚えました。
ちなみに「ヴァルシュタイナー」は横浜オクトーバーフェストで利用しました。
□横浜オクトーバーフェスト2018の様子:
アノ1050(メルツェン)
アノ1050を紹介していきます。
「アノ:Anno」とは、イタリア語で「年」のことです。
西暦紀元のことをA.D.と書きますが、この「A」は「Anno」の「A」です。
1050年に醸造開始したという意味でしょうか。
ドイツのビールには、このようにAnno〇〇という名前の付けられたビールが他にもちらほら見かけます。
□ハッカープショール anno 1417 ケラービア:
では、アノ1050を注いでもらいます。
ちなみに、Tanneという代々木のドイツビールの充実したビアバーで飲みました。
とても気さくで優しいマスターです。
出てきました。ほんのり黄金色。麦の色です。
そして麦の甘い香りがします。秋を感じるとてもいい香りです。
飲んでみると、コク深い甘みがしっかりと感じられます。
やはりそこはメルツェン、長期低温熟成でじっくりと麦芽が醸されたとても深みのある甘みです。
この前にハッカープショールのメルツェンも飲みましたが、比較的ヴェルテンブルガーの方がスッキリとした甘みです。
ハッカープショールはグッとくる甘みが特徴です。
□ハッカープショールのメルツェン:
後味は、スンッと抜けていくような、スッキリとした後味です。
苦味はとても少なく、あまり感じません。
非常に飲みやすいです。普段のビールを飲まない方でも飲みやすいのではないかと思います。
ヴェルテンブルガーのメルツェンは初めて飲みましたが、とても美味しいビールでした。
もうこれで来年のこの時期までは飲むことができないのが寂しいところですが、また来年必ず飲みたいと思います。
Tanne 店舗情報
このビールは、代々木にある「タンネ(TANNE)」で飲みました。
ドイツビールがとても充実していて、いろんなスタイルのビールを楽しむことができます。
営業時間:
pm5:00~pm11:30(L.O pm11:00)
定休日:
日曜日・祝祭日
アクセス:
代々木駅西口から徒歩1分