今回は、ハッカープショールの「ケラービア」を紹介します。
横浜のオクトーバーフェストで初めて飲んだのですが、衝撃的な美味しさのビールでした。
ケラーといえば、ケストリッツァーのケラービアは以前渋谷の信濃屋で発見して、ゲットして以来冷蔵庫で大切に保管しております。しかし未だに飲んだことはなく、今回のケラーが飲むのは初です。今回の記事では、ケラーを飲んでみての感想はもちろん、ケラーとはそもそも何なのか?ということについて迫りまりたいと思います。
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ケラー(Keller)とは
「ケラー(Keller)」とは、ドイツ語で地下室を意味します。
以下のサイトに、詳しい説明がありましたので引用させていただきます。
ケラービールは、醸造所が出荷前に地下室で貯蔵しているビール、を意味しており転じて一般的には、その醸造所の主力のラガービール(それ以外は聞いたことがない)の無濾過のビールを指している。ラガービールは通常は濾過して出荷するために、濾過前のビールは「醸造に携わる人しか飲むことのできない、特別なビール」ということになる。
引用:http://baerenbier.hatenadiary.jp/entry/2017/11/14/155536
醸造に携わる人しか飲むことができないビールを、日本で飲めるとは、、これは飲んでおいて正解でした。
ハッカプショール「ケラー」
正式タイトルは「アノ1417ケラービア(Hacker-Pschorr anno 1417 Kellerbier)」です。
1417とは、1417年のハッカー醸造所設立を示しているようです。
1417年のハッカー醸造所(Altes Hackerhaus)の創設された年の名を冠して造られたケラービールです。
ハッカー・プショール(ハッカー・プショア)の名の端緒となったのは、ヨゼフ・プショール(Joseph Pschorr;1770-1841)と醸造家の娘マリア=テレジア・ハッカー(Maria Theresia Hacker;1772–1800)が1793年に結婚し、プショールがハッカー醸造所を買い上げ、更に1820年には別の醸造所(Zum Bauernhansl)を購入してそれにプショール醸造所と名を付けたことにあります。
引用:https://blogs.yahoo.co.jp/brillat_savarin_1/25904208.html
またこのビールは「自然発酵」とのことです。自然発酵でかつ、その酵母が無ろ過の状態で残っているビール。これは激レアものではないでしょうか。
飲んだ感想
酵母が入った樽からケラービアが注がれます。
泡がもっこりしております。このモコモコ感がたまりません。色は写真で見たよりもクリアでした。淡色で、透き通っています。濁ってはいません。
メルツェン同様、これもベンチへ運びます。
飲んでみた感想ですが、めっちゃマイルドなビールです。クリーミーな、蜂蜜のような甘さです。
メルツェンは重たい甘さですが、ケラーは軽やかでふわっとしたマイルドな甘味がします。ほのかな酸味も同時に感じられ、それによって爽やかさが生まれます。
苦味は感じません。後味も、鼻から抜ける爽やかな甘味がとても心地よいです。とても美味しいビールでした。
酵母入りのビールは同じようにマイルドな味がします。
この時間になると腹が減る。今日飲んだビールを見返してたらハッカープショールのケラーがまた飲みたくなって同じ無濾過の銀河高原ビールのペールエールを開封してしまった。最近酵母入りビールのモコモコ感が好き。これもめっちゃ美味い。 pic.twitter.com/z8vy7BFrOp
— ぴぼ (@viennamarzen) 2018年10月6日
ハマりそうです。同じタイプのビールを探してみようと思います。
また、このビールを飲んだ「横浜オクトーバーフェスト2018」では、他にもハッカプショールのメルツェンや、本場デュッセルドルフの「アルト」を飲みました。
オクトーバーフェストでしか味わえないビールもあります。毎年やっているので、今年行けなかった方も、来年はぜひ行ってみてはいかがでしょうか!
今回は以上です。