一年に一度、この時期に、横浜の赤レンガ倉庫で開催される「横浜オクトーバーフェスト」に行ってきました。
この横浜オクフェスは、個人的にとても思い入れのあるお祭りです。
去年行った時に、初めてハッカー・プショールのメルツェンを飲んで、とても美味しくてそこからビールにハマりました。
このブログのビール紹介記事の一番最初はハッカープショールのメルツェンでした。
「コク」を感じるビールというものを飲んだことがなかったので、当時の自分には新しい感覚でした。
あれから1年が経ち、たくさんのビールを飲んできました。
2018年10月6日現在、飲んだビールの一覧を見ると、もうすぐ100件に到達します。
飲んだビールの一覧:
https://pivoblog.com/category/beer/drinkbeer
久しぶりに飲むハッカープショールのメルツェンはどんな味がするのかを楽しみに、横浜へと向かいました。
ただオクトーバーフェストの難点は値段が高いことです。1杯1500円くらいはするので、慎重にならざるを得ません。
今回は、飲むビールを厳選して3杯のビールを飲みました。
もちろん他にも飲みたいビールはたくさんありましたが、それらも含めて紹介していきたいと思います。
横浜オクトーバーフェスト 2018
今日は快晴でビール日和でした。今日の横浜の最高気温は30度と、10月にしては少し暑いくらいでした。
入場料の300円を支払い、会場内に入ります。
テントの中は人、人、人で、熱気がすごかったです。蒸し暑くてちょっとこの中で飲むのはしんどいということで外の風通しがいいベンチに陣取りました。
芝生の上で飲んでる人もいました。とてもいい天気です。少し暑かったですが、雨よりはマシです。
場所も決まったところで、早速ビールの調達です。
今回は、飲むビールを厳選した結果、ハッカープショールのメルツェン、ケラー、フランケンハイムのアルトの3種類のビールを飲むことにしました。
一つずつ紹介したいと思います。
飲んだビール
ハッカープショール メルツェン
一杯目はもちろん「ハッカープショール」の「メルツェン」です。
1417年に設立された醸造所で、ミュンヘン6大醸造所の中の一つです。
ミュンヘン6大醸造所とは、本場ミュンヘンのオクトーバーフェストにて、ドイツ政府から正式に「オクトーバーフェストビア(メルツェン)」の醸造を許可された醸造所です。
メルツェンは毎日先着100名限定ということで、内心焦っていましたが、僕が行った16時頃にはまだ残っていました。
こちらがメルツェンです。
色は褐色。長期間じっくりと熟成させたことを主張するかのような色合いです。
泡立ちもよく、見るからに美味しそうです。また飲みたくなってきます。。。
詳しくはこちら:
ちなみに去年撮った写真はこんな感じでした。
我ながら、写真ひとつでも成長の跡が見られます。
フランケンハイム アルト
次に飲んだのは「フランケンハイム」の「アルト」
ヴァルシュタイナーというお店で売られていました。
1753年に設立された、とても歴史のあるドイツの醸造所です。
ヴァルシュタイナーのあるノルトライン・ヴェストファーレン州の州都は「デュッセルドルフ」です。
デュッセルドルフのビールといえば、「アルト」です。
フランケンハイムはデュッセルドルフにあるアルトを造る醸造所の一つです。
同じノルトライン・ヴェストファーレン州ということで、ヴァルシュタイナーで出品されていたということなのかもしれません。
こちらが今回飲んだ「アルト」です。
この長細いグラスは「シュタンゲグラス」と呼ばれています。デュッセルドルフでは、アルトはこのシュタンゲで飲まれます。
シュタンゲでアルトを飲むのは今回が初めてです。
そして、本場のアルトを飲むのも今回が初めてです。
飲んで見た感想ですが、一言で言うとかなり苦いビールでした。
詳しくはこちら:
ハッカープショール アノ1417ケラービア
最後はハッカープショールの「アノ1417ケラービア」です。
メルツェンを飲んだ時にハッカープショールでもらったチラシに、「ドイツでも珍しいスタイル まさに樽出し!!」と書いてあり、とても興味をそそられました。
「自然発酵」と書いてありますが、ハッカープショールの醸造所に生息する自然酵母で発酵したと言うことでしょうか。
それこそ激レアビールです。なかなか飲むことができないと思い、今回飲むことにしました。
ポスターの色合いは濁っていましたが、実際には透き通った淡色をしていました。
味わいはものすごくマイルドで、はちみつのような甘味のあるビールでした。
苦味はなく、とても飲みやすかったです。
ほのかに酸味も感じられ、爽やかでクリーミーな味のビールでした。
詳しくはこちら:
来年も必ず。。。
以上3種類のビールを飲みましたが、どれも飲んで大正解でした。飲む価値ありです。
予算の都合上飲めませんでしたが、他の「ミュンヘン6大醸造所」(アウグスティナー、レーベンブロイ、シュパーテン、ホフブロイ、パウラーナー)のメルツェンの飲み比べもしてみたかったです。
チラシで見た他のメルツェンは、色合いが様々で、淡色のものもありました。
ハッカープショールはボディがとても強かったですが、飲み比べてみるのは面白いかもしれません。
また、ケストリッツァーのシュバルツも飲んでみたかったです。ゲーテの愛した黒ビールとして有名ですが、まだ一度も飲んだことがありません。
本場ドイツビールの長期熟成のコクのある味わいを、久しぶりに体感することができました。
気づけばもう暗くなっていました。夜の赤レンガはまた雰囲気がガラッと変わります。
オクトーバーフェストは最高のお祭りです。
また来年も絶対に行きたいと思います!
今回は以上です。
開催日時・場所
開催日時:
2018年9月28日(金)~10月14日(日)
平日 12:00~21:30
土日祝 11:00~21:30
※ラストオーダー21:00
入場料:
300 円
場所:
横浜赤レンガ倉庫イベント広場