今回は、代々木にあるウォータリングホール(Watering Hole)というお店に行ったので紹介したいと思います。
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ウォータリングホール(Watering Hole)
ウォータリングホールは代々木にあるクラフトビアバーです。すぐ東側には新宿御苑があります。地理的には代々木駅と新宿駅の間くらいのところにあります。最寄りは代々木駅のようです。
グーグルの評価がとても高く、前々から行ってみたいと思っていて、今回代々木に行く機会があったので行ってみました。
行ったのは平日の昼過ぎ頃、15時オープンでオープン直後に入りました。オープン直後にもかかわらずちらほらお客さんは入っていました。
店内にはカウンターがあり、横並びでずらっとお客さんが座っていきます。半分くらいがひとり客でした。テーブル席もあります。
ビアフライト
このお店は今回が初めてだったのですが、ものすごくいいと思ったのは、1000円でビアフライト(4杯)を飲めるというところです。
こちらのメニューの右下に書いてあるのがビアフライト。100mlずつではありますが、いろんなビールが楽しめます。正直なところ、僕個人的にはあまりビールをたくさん飲める方ではないので、もしレギュラーサイズで5杯も飲んだら日によっては結構しんどくなってしまうのですが、割と少量でいろんな種類のビールを、それも1000円という価格で飲めるのはかなり嬉しいです。
実際に注文するとこんな感じで出てきます。
なかなかインスタ映えする写真だと思います。グラスもチューリップグラスでいい感じです。
今回は、ビアフライトを2回注文して、合計8種類のビールを飲みました。
飲んだビール
それでは飲んだビールを順番に紹介していきたいと思います。
今改めて見返しても、とても良いタップリストだったなと思います。また行きたくなってきました。
ミルキーウェイ 宇宙ブルーイング
まずは宇宙ブルーイングのミルキーウェイです。
宇宙ブルーイングは前々から一度飲んでみたいと思っていました。Twitterのタイムラインで、フォローしているビール好きの間でかなり話題になっているブルワリーです。このビールの見た目からもわかるように、ホップ全開のビールです。
今回飲んだのは「ミルキーウェイ」ですが、見ての通り激濁りしています。スタイルはニューイングランドIPAです。ライチの強烈な香りがします。とろみもすごく、もうこれはビールの領域を超えて新たなお酒なのではないかと思わせるほど、ピルスナーとはかけ離れたものです。
他の宇宙ブルーイングのビールも飲んでみたいと思いました。
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New地獄谷IPA 2019 鬼伝説地ビール
続いては北海道の「わかさいも本舗」のビールブランド「鬼伝説地ビール」の「New地獄谷IPA 2019」です。こちらもスタイルはニューイングランドIPAです。ミルキーウェイよりも抑えられていますが、それでも結構濁っています。
こちらもトロピカルでフルーティな香りがとても強いです。ホップのみならずモルトの穀物感も感じられ、バランスがとてもよくとれていると思いました。個人的な好みとしては、こちらのNew地獄谷の方が好きでした。ここまでくると好みの問題だと思います。
詳細はこちら:
モジャイIPA ストーン×バージャンビア
続いてはモジャイIPAです。
これはアメリカのストーンブルーイングと、バージャンビアというブルワリーのコラボビールのようです。
ストーンだったのでとりあえず注文してみた、という感じです。ストーンはサンディエゴが世界に誇るクラフトブルワリーです。僕も度々飲んではこのブログで度々紹介しています。
モジャイですが、MosaicとOJ(オレンジジュース)を掛け合わせた言葉だそうで、オレンジ果汁が入っているようです。
飲んだ感想としては、ウェストコーストのIPAに良くあるような柿系の香味のするビールでした。この柿系の香味の正体がいまいち自分でもわかっていません。たまにこの味がします。
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バジルエイジド テンフィディ オスカーブルースブルーイング
続いては「バジルエイジド テンフィディ」です。
これは他のものの半分の50mlでの提供となるそうです。アルコールが12.9%と高めで、しかも250mlで1250円と他のものよりも高価なためだと思われます。
スタイルはインペリアルスタウトです。
このオスカーブルーイングは、アメリカで初めて缶での販売を始めたクラフトブルワリーだそうです。オスカーブルーイングのビールは、前に一度、デールズペールエールというビールを飲んだことがあります。このブログでも紹介しました。
それを飲んだ時はそのビールにそれほどインパクトがなかったのですが、今回飲んだテンフィディはかなり美味かったです。バーボン樽で1年間熟成させたビールだそうで、これを飲めたのは結構ラッキーだったかもしれません。ごくごく飲めるタイプのビールではありませんが、エスプレッソのような深みのある香り、味わいでした。
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金鬼ペールエール(リアルエール) 鬼伝説地ビール
続いては金鬼ペールーエルです。
先ほども紹介したNew地獄谷IPAと同じ鬼伝説地ビールです。こちらはリアルエールということで、炭酸がほぼ入っていません。
この金鬼のリアルエールですが、これは本当に、ものすごくいい香りがしました。ただ、炭酸がないので、本当にビールの香りを純粋に楽しむのが目的になりそうな感じです。ここまで印象が変わるか、というくらい、飲んでいるものに対する印象が変わります。少なくともビールではないです。麦の飲み物を飲んでいるような感覚になります。
これは経験という意味でも、飲んでおいて損はない味だと思います。
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蒼氓(そうぼう) 忽布古丹醸造
続いては蒼氓です。
このビールを造っている忽布古丹醸造は北海道・富良野のブルワリーです。富良野で育った新鮮なホップを使って醸造する、というところにこだわりを持ったブルワリーです。
以前札幌に旅行した時に初めて飲みましたが、クリアで雑味のない味わいが特徴的でした。今回飲んだ蒼氓も、とても爽やかなビールでした。
香りはそこまで強いという感じではないですが、みずみずしいフルーティさのある香りです。忽布古丹醸造らしいビールだったと思います。
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ジョイジュース Ver.2 里武士
続いてはジョイジュースです。
このビールを造っている「里武士」は、長野県の野沢温泉にあるブルワリーです。
ここはいつか行ってみたいと思っています。温泉も有名なので、そこにこれだけ東京のビアバーにも進出してきているホットなブルワリーが掛け合わされば、最高の空間になることは間違いないと思っています。
このビールはまず香りがジューシーです。ジューシーでありフルーティです。ただフルーティさの中に癖がなく、ものすごく良い香りがします。ハイレベルなIPAという印象です。飲んだ感じもモルト感があって個人的にはとても好きです。
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ネルソン アルパインブルーイング
長かったビアフライトもこれで最後です。最後はネルソンです。
なぜこれを選んだかというと、名前からも分かる通り、ネルソンソーヴィンというホップにフィーチャーしたビールという説明があったからです。アメリカンIPAといえば、モザイクやシムコー、シトラ、チヌークといったところがよく見るホップですが、ネルソンソーヴィンのみにフィーチャーしたIPAというのは今までに飲んだことがなかったからです。
それにネルソンソーヴィンといえば白ワインのようなアロマが特徴と言われていますが、どんな味のするビールなのかがとても気になりました。
そして実際に飲んでみると、発見がありました。柿っぽい香りがしました。これはモジャイのところでも書きましたが、ウェストコーストIPAを飲んだ時にたまにこの癖のある香りを感じます。このビールにはまさにそれを感じました。
ネルソンソーヴィンだけからくるものかはわかりませんが、今後、この香りがどこからくる香りなのかをもっと探して行きたいと思います。
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食べたもの
ここまでものすごく長くなりましたが、一旦食べたものも紹介しておきたいと思います。
フレンチフライです。普通においしいです。ポテトはビールに合います。
まとめ
今回は、代々木にあるビアバー・ウォータリングホールを紹介しました。
長々と、ビールの紹介がメインになってしまいましたが、それだけ充実したタップリストのビアバーということだと思います。今回は8種類のビールを飲みましたが、他にも飲みたいものがありました。これだけ充実したタップリストですが、これも日々変わっていくので、すごいことだと思います。
これが1000円で4種類のビールが飲めるのはとてもお得に感じてしまいます。
ビール好きの方はぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
今回は以上です。
店舗情報
営業時間:
15:00~23:30
アクセス:
代々木駅から徒歩約4分