今回は、ストーンブルーイング(Stone Brewing)のモジャイIPA (Mojay IPA)を飲んだので紹介したいと思います。
ホームブルワーとバージャンビアのコラボ
このビールは「ウォータリングホール」という代々木のビアバーで飲みましたが、そこのメニューには以下のように書かれていました。
「コンペで優勝したホームブリュワーとBurgeon Beer CompanyとのコラボレーションビールによるジューシーなダブルIPA」
色々と調べてみたのですが、ここにも書いてある通り、どうやらストーンが主催しているビアコンペで優勝したホームブルワーと、Burgeon Beer Companyというブルワリーとのコラボビールのようです。
ストーンの公式サイトのイベントページにも、2018年8月10日のページに書かれていました。ストーンから発売されたビールということのようです。
※ウォータリングホール
ストーンブルーイング
ここでストーンブルーイングにも簡単にふれておきたいと思います。
ストーンはアメリカのクラフトビール界を牽引するブルワリーで、日本でも酒屋などでもよく見かけます。比較的簡単に手に入る部類のビールだと思います。ここのブルワリーが造るビールはほぼほぼIPAです。まあそもそもサンディエゴのブルワリーといえばIPAです。ストーンはその先頭を行っている感じです。
ストーンのビールは、比較的甘みが強く、重ためのIPAが多い印象です。
また、四半期に一度くらいのペースで、期間限定で「Enjoy By」というIPAが発売されます。
これは賞味期限が短めに設定されていて、Enjoy Byの後ろには日付が入ります。いついつまでに飲んでね、というような意味で名付けられたIPAです。
モジャイIPA
今回飲んだのは「モジャイIPA」という名前のビールです。変な名前ですが、ホップの名前であるMosaicとOJ(オレンジジュース)を繫げて造った言葉のようです。
メニューの説明によると、Amarillo、Citora、Mosaicホップとフレッシュなオレンジ果汁を組み合わせて造られたビールとのことです。これらのホップはアメリカのクラフトビールではよく使われているものです。これにオレンジ果汁が加わったといことで、フルーティな香味が創造されます。
飲んだ感想
ここからは飲んだ感想を書いていきます。
色合いは割とクリアです。少し濃色がかっています。
香りはとてもジューシーです。そしてウェストコースト系のビールでたまに感じられる柿っぽい香りもします。一癖ある香りです。
飲んだ感じは、とてもジューシーでフルーティです。ウェストコーストによくある系の味だと思います。
このビールはいろんな果物の複雑に混ざったような香味があります。この味というのを表現するのがなかなか難しいです。それでも、強烈にフルーティかと言われるとそうではなく、モルトの甘みもあるせいか丸っぽく感じます。癖も丸みを帯びていて、そこはうまいことバランスが取れていると思いました。
IBUは100もあるようですが、そんなに高くは感じません。それもこの複雑なフルーティさのあるせいかもしれません。
レアなビールだと思いますので、みなさんも見かけたら飲んでみてはいかがでしょうか。
今回は以上です。