こんにちは。今回は、オスカーブルースブルーイング(Osker Blues Brewing)のバレルエイジドテンフィディ(Barrel-Aged Ten Fidy)を紹介したいと思います。
オスカーブルースブルーイング(Osker Blues Brewing)
オスカーブルースブルーイングはアメリカ・コロラド州のクラフトブルワリーです。クラフトビール界の中では老舗に当たる部類で、1997年から醸造しているようです。
このブルワリーで出している「デールズペールエール」は、初めて缶になったクラフトビールだそうです。
今でこそ缶は一般的ですが、割と歴史は浅いようです。
バジルエイジドテンフィディ
名前が仰々しいですが、かっこいいです。声に出してみたくなります。
このビールを飲んだのはウォータリングホールという代々木のビアバーですが、ここでビアフライトを注文してこれをチョイスしました。他は100mlなのですがこれだけは高価だから50mlでした。
それでもこのビールの美味しさは十分に味わえました。
このビールのスタイルは「インペリアルスタウト」です。日本ビール検定の公式テキストによると、インペリアルスタウトは18世紀にロシアの皇族が好んで輸入したビールだそうです。
また、インペリアルスタウトである「テンフィディ」をバーボン樽で1年間熟成させてできたのが、この「バジルエイジドテンフィディ」だそうです。
バーボン樽で寝かせたビールは、日本ビール検定公式テキスト的に言うと「イングリッシュオールドエール」と言うスタイル名が付いています。なのでこのビールは正確に言うと、インペリアルスタウトのイングリッシュオールドエールバージョンということになりそうです。まあビアスタイルは分類する人が違うと別のスタイルになったりするものだと思うので、これはあくまでインペリアルスタウトで良いと思います。
飲んだ感想
それでは飲んだ感想を書いていこうと思います。
色合いはこのように真っ黒な色をしています。ビールというよりも、エキスのような感じです。
香りは香ばしい甘み、エスプレッソみたいな感じがします。これはめちゃくちゃいい匂いです。熟成された、芳醇な香りがします。バーボン樽で熟成させたビールは本当にいい香りがします。
ナッツ系の香ばしさがあり、シロップのような味です。ものすごく深みがあります。漆黒のシロップのようです。黒ビールというよりも、これはもう別のお酒です。
でもとても飲みやすいです。ナッツのような香ばしさと芳醇さがものすごくいい感じです。めちゃくちゃ飲みやすいウィスキーみたいな感じでしょうか。アルコールを忘れてどんどん飲めてしまいます。
これは飲んで正解のビールでした。皆さんも機会があればぜひ飲んでみてください。
今回は以上です。