今回は、オスカーブルース(Oskar Blues)のデールズペールエール(Deal's Pale Ale)を紹介したいと思います。
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オスカーブルース
オスカーブルースとは、コロラド州ロングモントにあるブルワリーです。1997年から醸造を開始しています。
コロラド州の州都はデンバーですが、デンバーといえばあの「オンザロード」で主人公のサルがなんども目指した場所です。
□参考:オンザロードについて書いた記事
僕がとても好きな青春小説です。
さてオスカーブルースのビールで特に有名なのが、今回飲んだ「デールズペールエール(Deal's Pale Ale)」です。このビールはなんと、アメリカのクラフトビールで始めて缶になったビールだそうです。
今回は、アメリカンクラフトビールエクスペリエンス2018で飲みました。
他にもスリーウィーバーズやサウンドブルワリー、レフトコーストブルーイングのビールを飲んだので、こちらもぜひご覧ください。
デールズペールエール
今回飲んだのはこちらのビールです。
「アメリカンクラフトビール」って感じのパッケージです。これがアメリカ第一号の缶クラフトビールだそうです。
裏面です。色々書いてありますが、ちょっと英語が得意ではないので、ここでは割愛します。
さてこちらが注いでもらったデールズペールエールです。それにしても、ここのブースの方々は皆、なみなみついでくれます。このコップがちょうど良いサイズなのでしょう。
飲んだ感想
このビールは見ての通り、赤みがかった色合いが特徴です。赤みがかった銅色といったところでしょうか。
香りは麦の香りが強いです。ここまでACBEではIPAしか飲んで来なかったので、この匂いを嗅いでペールエールとIPAの違いをダイレクトに感じました。
飲んでみると、ちょっと変わった味がします。というか、バナナのような味です。ヴァイツェンに近い味がします。
キュッキュッとした麦の味がします。この感じは、ビターエールを飲んだ時によく感じる感覚です。麦感がとてもいい感じです。甘みも程よく、渋みが心地よいです。
モルティだけど濃くはありません。また、シトラス感はあまりないです。
じっくり飲めそうなビールです。苦味はなく、麦の素材の味、渋みを感じます。その渋みがとても心地よいです。
麦が強く、わりと個性が強いので、ビールの味が死ななそうです。どっちつかずなクラフトビールもありますが、これは個性がはっきりしてます。麦のビールです。
繰り返しますが、ほんとに、じっくり、飽きない味です。食べ物があったら最高です。こういったじっくり系のビールには食べ物が欲しくなります。何にでも合いそうな気がします。ポテトでもトルティーヤチップスでもフィッシュ&チップスでもおでんでも何でも合いそうです。
そういった意味では、個が強いクラフトビールではありますが、同時に空気読む系のクラフトビールでもあるのかもしれません。
満足できました。とても美味しかったです。
今回は以上です。