今回は、奈良醸造のコペルニクス(KOPERNIKUS)というビールを紹介します。
奈良醸造
奈良醸造は、奈良県奈良市で2017年に設立されたブルワリーです。
行ったことはないので詳しくは知りませんが、公式サイトを見ると、なかなかスタイリッシュな雰囲気です。
公式サイト:
https://narabrewing.com
日本語の案内に加えて、英語の表記もあったりするので、海外の人も意識していることがわかります。
同じ古都にあるブルワリーに「京都醸造」というブルワリーがありますが、名前といい雰囲気といい、どこか似ています。地理的にも近いところにあって、歴史ある地域なので〇〇ブルワリーよりも〇〇醸造という名前の方がしっくり来ます。そのあたりのブランディングもしっかりと考えている醸造所なのかと思いました。
京都醸造には実際に行ったことがあって、こちらの記事でも紹介しています。
それでは今回飲んだコペルニクスというビールを紹介して行きます。
銀座のIBREWというビアバーで飲みました。
僕のとても好きなビアバーです。
コペルニクス
コペルニクスのスタイルはセゾンです。
セゾンとは、ベルギー発祥のビールで、僕も好きなスタイルです。去年横浜のビアフェスで飲んだセゾンデュポンドライホッピングの樽生は今まで飲んだビールの中でも上位3位以内には入る美味しさでとても感動しました。
また、京都醸造もセゾンスタイルが主体のブルワリーです。
ブログで紹介したセゾンの一覧:
https://pivoblog.com/tag/saison
さてコペルニクスですが、ホームページによると、ホップフレイバーを付与したセゾンスタイルのビールだそうです。
奈良醸造では、これまで2度(BTTBとPtolemy)クラシカルなセゾンをリリースしてきました。今回のセゾンの大きな違いはホップ。これまでペールエールやIPAに使用してきたホップを使い、セゾン酵母の醸し出す香りとともに、ホップ由来の苦味や香りを楽しんでいただけるようになっています。 Mandarina Bavariaホップの甘い柑橘の香りに、Hallertau Blancホップの白ブドウを思わせる味わい。さらに、Mosaicホップをドライホップすることで、ふわりとトロピカルフルーツの香りを重ねました。
引用:https://narabrewing.com/beer/kopernikus
これはもしかしたら、僕が感動したセゾンデュポンに近い味なのかもしれません。セゾンイーストとドライホッピングの相性は抜群です。
飲んだ感想
それでは飲んだ感想を書いて行きます。
こちらがコペルニクスです。見た目は割とクリアです。
香りは酸味が結構強めで、これはおそらくセゾン酵母によるものだと思います。
エステル香、アルコール感もそこそこ感じられました。
飲んで見ると、セゾン特有のふくよかさでほんのりとした甘さが感じられます。ドライホッピングの感じはそこまで強くはありませんでしたが、セゾン特有の上品な甘みがあって美味しいビールでした。
今回は以上です。