今回は、京都市にあるブルワリー「京都醸造」のタップルームに行ってきたので紹介したいと思います。
京都醸造
京都醸造はその名の通り京都にあるブルワリーです。「京都醸造」という名前からすると、京都を代表する醸造所のように聞こえますね。京都の醸造所は調べてみるとそこそこ出てきます。京都の大手の蔵元「黄桜」が造っているビール「黄桜麦酒」というビールもあるようです。また、先日ブログでも紹介した「丹後クラフトビール」も京都の醸造所です。
ただ、都内のビアバーで見かけるようなブルワリーはありませんでした。(僕がただ知らないだけかもしれませんが)
そんな中、京都醸造はここ最近よく見かけます。今年の横浜で開催されたジャパンブルワーズカップでも見かけました。
同じくブルワーズカップのビアフェスでブースを出していたブラッセルズの方によれば、京都醸造はベルギービールをメインに醸造しているとのこと。クラフトビールといえば、老舗地ビール系はドイツスタイル、最近のブルワリーはアメリカンスタイルのビールを造るブルワリーが多い印象です。ベルギースタイルのビールをメインでやっているところもなくはないですが、少ないです。
しかも「京都醸造」という名前にインパクトがあります。京都を背負っている感じがして、とてもいい名前です。
そういうわけで、ブルワーズカップで京都醸造を飲んでから、いつか京都でタップルームに行ってみたいと思っていました。
こんなところに?住宅街にある醸造所併設のタップルーム
醸造所は意外なところにありました。
東寺を経て、しばらく歩くと、住宅街に入ります。何やら建物が見えてきました。
外には椅子代わりにしたビール箱を並べた広場とテント、そして京都醸造の文字が書かれています。
店内に入ると、カウンターがありキャッシュオンで注文します。この日のメニューはこんな感じ。
種類はそこそこあります。タップ数も10個くらいありました。
また、カウンターの反対側のガラスの部分から、醸造設備も見ることができました。
ちなみにここは持ち込み可なので、食べ物は持ち込んで良いのです。開放的で自由な雰囲気が心地よいです。
ちなみに、外では移動販売の車が止まっていて、フードを買うことはできました。京都醸造のものなのかはわかりませんでした。
店内には二階にもスペースがありましたが、人がたくさんいたので外のテントのようなところで飲むことにしました。
それでは飲んだビールを紹介していこうと思います。
飲んだビール
一期一会
まずは「一期一会」。これは京都醸造の中でもメインのビールなのではないかと思います。スタイルはセゾンだそうです。
フローラルな香りと、酸味も同時に感じます。説明にはドライと書かれていましたが、味わいは思った以上にモルティでした。
セゾンはやっぱりいいですね。美味しいです。
朧月
続いては朧月。スタイルはおそらくベルジャンホワイトです。
香りは柑橘系なのですが、紅茶のような香りもします。小麦の酸味、ホップ由来の甘みのバランスがとてもよいです。
一期一会よりもドライな気がします。酸味が心地よく、柑橘系の優しい感じです。
まとめ
今回は、京都醸造のタップルームを紹介しました。
タップルームは土日しか空いていないので、旅行で行こうと思っている方はうまく旅程を組んで行って見るのも良いと思います。
今回は以上です。
店舗情報
営業時間:
土・日のみ
12:00~18:00(LO 17:30)
アクセス:
京都駅からは歩くと30分ほど。うまくバスを使えるといいと思います。大通りに出ると結構走ってます。