こんにちは。今回は、ヤッホーブルーイングから発売されている「僕ビール、君ビール。」の「流星レイディオ(ライペールエール)」を紹介したいと思います。
僕ビール、君ビール。
デザインが秀逸です。
こちらは同じ僕ビール、君ビール。シリーズのセゾンスタイルです。
このシリーズおなじみのカエル君は、Twitterのタイムラインを見ているとなかなかの人気者です。アイドル化している気さえします。
「ハッとする味と香り」
缶の裏側を見てみると、いつものキャッチフレーズが。
「ハッとする味と香り。これが僕らのビール」
このシリーズを通して缶に書かれているフレーズです。
ヤッホーブルーイングはエールタイプを中心にいろんなスタイルのビールをつくっています。新しいビール体験を広めようという素敵な会社です。
ほんと、ビールはいろんなスタイルがあって知れば知るほど面白いです。
流星レイディオ
「流星レイディオ」というネーミングもセンスを感じます。
流星降り注ぐ秋の夜空。思いがけず知る新しい味わい。
その出会いは、ちょうどラジオから聴こえてくる新しい音楽やニュースのように、心地よい。
引用:https://yohobrewing.com/bokukimi/
「知らなかったものの良さにハッと気づく心地よさ」みたいなことでしょうか。確かに、そんな経験ある気がします。
ラジオはそんなに聞きませんが、iPodに入れていた音楽なんかで何気なく聴いていて急に良さに気付いたりとか、そんな感覚でしょうか。
キャッチフレーズの「ハッとする味と香り」とはまさにこのことですね。
「流星」と「ラジオ」、なんてなんの関係もなさそうな言葉ですが、「流星レイディオ」とくっつけると斬新な響きです。
完全に話が逸れますが、「漢字+カタカナ」の組み合わせって新鮮でかっこいい響きに感じます。
椎名林檎の「無罪モラトリアム」や「勝訴ストリップ」なんかを思い出します。
今回の流星+レイディオも、それに似た響きの心地よさを感じます。ここにもハッと気づく心地よさがありました。
なかなか作り込まれたブランディングではないでしょうか。
そしてDJをするカエル君。独特な世界観です。
ライペールエール
さてそれではいよいよ飲んでいこうと思います。
色合いはやや銅色がかっています。
香りは最高です。シトラスのジューシーでとてもいい香りがします。
このビールは「ライペールエール」ということで、ライ麦が入っています。
ライ麦を使用したビールをライビール(ロッゲン)などと呼びますが、この手のビールを飲むのは初めてです。
ライ麦が入ると、バナナ香やスパイシーな香りが感じられると聞いていましたが、実際に飲んでみると、スパイシーな香りというのがつかめませんでした。
というより、ホップのシトラス香が強くて、それがもうとても心地よいです。
飲んだ感想としては、苦味がとても少なく、するっと飲めてしまいます。とても飲みやすいです。
また、炭酸が弱くてマイルドな印象です。
ライ麦由来なのか、やや渋みも感じられます。また麦の甘みも感じられ、優しくもそこそこのボディです。
どれが主張しすぎるということはなく、バランスがとても取れていて味にコクと深みを感じさせます。
香りはとてもフレッシュですが、秋を感じさせるライ麦由来の素朴な風味の落ち着いたフィニッシュです。
公式ホームページにも書いてありますが、秋の長夜にゆっくりと飲みたいビールでした。
今回は以上です。
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