今回は、忽布古丹醸造の「蒼氓」(そうぼう)と言うビールを紹介したいと思います。
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忽布古丹醸造
忽布古丹醸造とは、北海道・富良野にあるブルワリーです。
忽布古丹醸造は北海道・上富良野にある醸造所です。
元ノースアイランドビールの方がやっている醸造所だそうです。
公式ホームページに行くと書いてありますが、僕はここの醸造所の理念にとても憧れます。
地のホップで醸すという幸せを求めて
北海道の真ん中、美しい景色で知られる富良野・美瑛エリア。その一部をなす上富良野(かみふらの)は、道内で唯一、ホップが商用栽培されている町です。そして私たちブルワーにとって、希少な地のホップを使ってビールを醸すことは、この上ない幸せでもあります。ホップづくりのプロと語らいながら、生きたホップとふれあい、ビールづくりのプロとして、さらなるおいしさを追究したい。ここでなら、それができる。だから私たちは、ここに集いました。
引用:http://hopkotan.com/about/
古丹(コタン)とは、村や集落を意味するアイヌの言葉だそうで、まさに"富良野の土地を醸す"ブルワリーだと思います。こういうスタイルにはとても憧れます。
忽布古丹醸造のビール
忽布古丹醸造は今回で飲むのが3回目です。今まで飲んだビールはアメリカンセッションIPAと、シュバルツです。
これらのビールに共通する特徴として感じたのは、とてもみずみずしいビールだということです。みずみずしくてとてもクリアです。
そんな忽布古丹醸造のビール、今回飲むのは「蒼氓」と言うビールです。スタイルはセッションIPA。またしてもすっきりとしたビールが想像されます。
蒼氓
まず蒼氓という名前ですが、Macの辞書によると、人民、国民、蒼生、といった意味があるようです。どういう意味なのか、想像もつきません。
お店のメニューの説明によると、使用したホップの種類は過去最多の6種類で、複雑でジューシーなホップフレイバーを実現するために練ったホップの組み合わせで仕込んだとのこと。メロン、マンダリン、オレンジ、トロピカルフルーツ、といったアロマだそうです。
ちなみにこのビールを飲んだお店は、代々木のウォータリングホールというお店です。
さてこちらが蒼氓です。香りはそこまで強いっていう感じではないですが、みずみずしいフルーティさのある香りです。飲んだ感じもとてもクリアで、やはりみずみずしく感じました。
先ほども書きましたが、忽布古丹醸造のビールはみずみずしいイメージが強いですがこれもそうです。
とにかく飲んだ感じもとてもクリアです。モルトの穀物感もまあまあ感じます。そしてとてもフルーティです。確かに複雑です。おそらく、とても繊細なビールなんだと思います。本来であれば、もっといろんな表現がしたいとことですが、僕個人の実力、そして、ビアフライトでいろんなビールを飲んでいて、酔いが回って繊細な味の違いを感じ取れなくなっていたかもしれません。
苦味は割としっかりと感じられました。
クリアで、ホップの甘み、フルーティさ、苦味、それぞれが際立ったビールだと思います。
次はもっとしっかりと真剣に味わってみたいと思います。今回は以上です。