今回は、ヤッホーブルーイングから発売されている「インドの青鬼」を紹介したいと思います。
ヤッホーブルーイング
ヤッホーブルーイングは、このブログで何回も紹介している、軽井沢のブルワリーです。
https://pivoblog.com/tag/yahobrewing
おそらく、他のブルワリーと比べて断トツで登場していると思います。
上面発酵(エール)タイプのビールを中心に、本当にいろんなスタイルのビールをつくっています。特によなよなエールは、日本のクラフトビール界においては象徴的な存在だと思います。
そんなヤッホーブルーイングの樽生ビールを飲むことができるビアバーもたくさんあります。
まさに日本のクラフトビール界を牽引する代表的な存在です。今回は、そんなヤッホーブルーイングから発売されている、「インディアン・ペールエール(IPA)」スタイルのビール、「インドの青鬼」を紹介します。
インディアンペールエール(IPA)とは
さてまず初めに、IPAとは何かということに触れておきたいと思います。IPAとは、イギリスで誕生したビールです。ホップを大量に使用し、苦味やアルコール度数が高いことが特徴です。
その昔、インドはイギリスの植民地でした。そのインドに住む英国人向けに、イギリスからインドへ輸送されたビールがIPAです。熱帯地方への輸出に耐えうるビールである必要があったため、劣化を防ぐために、ホップの添加量が多くし、アルコール度数を高くしました。
こうしてインド向けに造られたビールが、のちにIPAと呼ばれるようになったのです。しかし今では、IPAの幅が大きく広がっています。アメリカでは、多くのIPAがありますが、ウェストコーストIPA、ニューイングランドIPAなど、ホップのフルーティな香りだけを抽出したスタイルのIPAが存在します。
インドの青鬼もそうですが、日本でもIPAを造る多くのブルワリーが存在します。"IPA"の枠を超えて、それぞれ独自のスタイルを確立しています。
インドの青鬼
さてそれでは「インドの青鬼」の紹介に移りたいと思います。
パッケージはかなりのインパクトです。魔力を放っています。
ヤッホーブルーイングのビールには、このように裏側に説明が書かれているケースが多いです。
「驚愕の苦味と深いコク」、「魔の味」、そういったことが存分に表現されているパッケージです。
注いでみると、ビール自体は意外にも優しい色です。琥珀色といったところでしょうか。香りはフルーティです。しかし飲んでみるとかなりの苦さです。IBUは56です。
IBUとは苦味の基準を示す値で、高ければ高いほど苦いことを示します。参考までに、エビスのIBUが25ですので、インドの青鬼はその2倍以上苦いことになります。また、苦味と同時に、鼻から抜けるフルーティーな柑橘の香りも感じることができます。
ボディは軽めで、ドライな印象です。麦感は、それほど感じませんでした。正直なところ、このビールは、初めて飲んだ時は「なんだこれ。。」という感じでしたが、飲めば飲むほど癖になり、また飲みたくなってしまうようなビールです。
コンビニやスーパーで購入することができます。みなさんもぜひ飲んでみてください。
今回は以上です。
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公式サイト:
https://yonasato.com/ec/product/indono_aooni