こんにちは。今回は、ギネスの瓶ビール「エクストラスタウト」を飲んだので紹介します。
ギネス(Guinness)
ギネスといえば、アイルランド発祥の黒ビール、「スタウト」をつくりだしたビールの会社です。
その歴史は古く、1759年に誕生したビールです。
ペールエールや、ピルスナーよりも古くからあるビールです。
ピルスナーがチェコ・ピルゼンで誕生したのが1842年
ペールエールの生みの親、イギリスのバス社が商標登録を行ったのが1876年
つまり、アイルランドで1759年に誕生したギネス・スタウトは、これらのビールよりも100年近く古い歴史があることになります。
日本だと、ピルスナー以外のビールはわりと最近になって飲まれるようになったので、これほど歴史のあるビールだというのは意外に思います。
ビールの歴史は古く、知れば知るほど意外な事実が知れて面白いです。
スタウト(stout)
スタウトは、これまでも飲んだことがあり、このブログでも何回か紹介しています。
□浜松町の「82エールハウス」で飲んだギネススタウト
□向ヶ丘遊園の「ブルーパブ・ムーンライト」で飲んだスタウト「江戸前」
上の章でも紹介しましたが、スタウトは歴史ある黒ビールで、黒ビールの王様とも呼ばれています。
一口に黒ビールと言ってもその数は何種類かあり、それぞれ特徴が分類できます。
スタウトは特に強烈なロースト感あり、またドライな飲み口が特徴です。
過去に黒ビールの種類をまとめた記事を書いていますので、よろしければご覧ください。
ところで、ギネススタウトには主に2種類あります。
一つが缶ビールの「ギネスドラフト」。
もう一つが、瓶ビールの「ギネスエクストラ」。
今回飲んだのは、瓶ビールの「ギネスエクストラ」です。
缶ビールのドラフトギネスはこちらの記事で紹介しています。
ギネス エクストラスタウト(Extra Stout)
さてここからはギネス エクストラスタウト(Extra Stout)の紹介です。
左上にはギネスのロゴであるハープが描かれています。これはアイルランドの国章のようです。下には赤文字でアーサー・ギネスの文字が。このスタウトをつくりだした人物です。
原材料は麦芽、ホップ、大麦の3種類。大麦を入れることで、よりドライな味に仕上げています。
グラスに注ぐとこんな感じです。強烈なロースト香があります。ビールの色は真っ黒です。泡もほんのりと焦げた色合いを反映しています。
飲んでみると、かなり強烈なロースト感です。香ばしいです。しかしやはりドライです。麦芽の甘みはさほど感じず、とにかく焦がした味わいが強いです。
苦味もあります。よくスタウトの苦味はコーヒーに例えられますが、まさしくコーヒーのような、香ばしい苦味です。また、アルコールも強めに感じます。同じ上面発酵の黒ビールに、ポーターがあります。
ポーターはもう少しボディが強く、また、エステル香も感じられるものが多い印象です。ギネススタウトはドライで強烈なロースト感があり、大人のビールといった感じでした。
公式サイトにはギネスの歴史が日本語で読めるので、気になる方は読んでみてください。
https://www.guinness.com/ja-jp/私たちのビール/ギネス-extra-stout/
みなさんもぜひ飲んでみてください。
今回は以上です。