今回は、ハッカープショールのメルツェンを紹介したいと思います。
ハッカープショール
ハッカープショールは、政府から正式にオクトーバーフェストビール「メルツェン」の醸造を許可されている「6大醸造所」の一つです。1417年に設立されたとても歴史ある醸造所です。
今回は、横浜オクトーバーフェスト2018で、一年ぶりに「ハッカープショール」の「メルツェン」を飲みました。
ハッカー・プショールは6大醸造所の中ではいちばん好きな醸造所です。メルツェン以外にも何種類かビールを飲んでこの記事で紹介しているので、よろしければご覧ください。
https://pivoblog.com/tag/hacker-pschorr
メルツェン
メルツェンとは、毎年オクトーバーフェストのために造られる、別名「オクトーバーフェストビア」と呼ばれるラガービールです。
メルツェンはドイツ語で3月を意味します。オクトーバーフェストのために、じっくりと長期熟成されます。
そのため、メルツェンを飲めるのはこのオクトーバーフェストの時期だけなのです。
ワインで言うところのボジョレーヌボーです。しかもこれが美味しいので、とにかくこの時期を待ちわびていました。
今年に入ってからは、メルツェン自体は何回か飲んでいます。
秋はビアフェスが盛んに行われます。
日比谷のオクトーバーフェスト、9月に開催されたけやきビールフェスティバルでもメルツェンを飲むことができました。
そしてそろそろビアフェスも終盤戦。横浜のオクトーバーフェストで、ようやくお待ちかねのハッカープショールのメルツェンが登場しました。僕は一年前にハッカープショールのメルツェンを飲んで、ビールにはまりました。
飲んだ感想
さて今回飲んだハッカープショールのメルツェンはこちらです。
色は褐色です。デュンケルまでは行きませんが、濃い色をしています。横浜オクトーバーフェストでは他の醸造所のメルツェンもありましたが、中には淡色のメルツェンもありました。
濃い方が、熟成させてコクがありそうなイメージが湧きます。泡立ちもよく、見るからに美味しそうです。
ベンチに持って来てもう一枚。
青空の下で飲むビールはまた格別です。さて肝心の味ですが、一年ぶりに飲んでもやっぱり美味しかったです。
特徴は何と言っても香ばしいモルトの味わいです。ただの甘味ではなく、穀物感が強く感じられます。
そして後味にも余韻が残ります。デラックスなビールでした。一年前メルツェンを飲んでビールにハマってから、ブログを始め、いろんなビールを飲んで来ました。
一年前に飲んだ時のブログ記事がこちらです。
その上でこのメルツェンを飲んだらどんな味に感じるのか、とても楽しみでしたが、改めて美味しいと感じました。何より、穀物感が強いです。
麦芽を醸したのがよくわかる味がします。これで今年はメルツェンを飲むチャンスは減ってしまうと思いますが、また来年に向けて、いろんなビールを飲んで行きたいと思います。
また、今回の横浜オクトーバーフェストでは、他にも「ケラー」や、本場デュッセルドルフの「アルト」など、普段あまり飲めないビールを飲みました。
オクトーバーフェストでしか味わえないビールもあります。毎年やっているので、今年行けなかった方も、来年はぜひ行ってみてはいかがでしょうか!
横浜オクトーバーフェストの記事はこちら:
今回は以上です。