今回は、忽布古丹醸造の「忽布の潤い」というビールを飲んだので紹介したいと思います。
このビールは、福岡県・博多にあるブルーパブ・FUKUOKA CRAFT(福岡クラフト)で飲みました。
博多旅行で行ったお店です。
□福岡旅行記:
https://pivoblog.com/category/traveling/fukuokatrip
忽布古丹醸造
忽布古丹醸造は、北海道・富良野にあるブルワリーです。「ホップコタンジョウゾウ」と読みます。北海道にある「ノースアイランドブルワリー」という醸造所にもともといた人が立ち上げたブルワリーだそうです。
これまでにも何度か飲んだことがあって、いろんなビールを出していている印象があります。2019年のビアフェス東京でも出店していました。
忽布古丹醸造のビールの印象としては、とてもみずみずしくて雑味のない味のビールという印象です。アメリカンスタイルのIPAでも、ホップがガンガンに効いているというよりは、みずみずしくて繊細な味のするビールです。
□飲んだ忽布古丹醸造のビール:
https://pivoblog.com/tag/hop-kotan
今回は、忽布の潤いというラガービールを飲みました。
忽布の潤い
今回飲んだ忽布の潤いですが、生ホップ100%ビールとのことです。
今年、最後の生ホップ仕込みのビールでもある第三弾ハーヴェストは、ピルスナー。生ホップ100%です。
実は、ラガーで生ホップ仕込みを行なうのは初めてでした。生ホップの瑞々しさと、フレッシュな柑橘感がピルスナーと合わないワケがないと常々思っていましたが、収穫量も増えてきた今年ようやく実現できました。こんな贅沢が許されるかと心配になるほど圧倒的な量の生ホップを使っています。
また、3年目のホップということもあり、例年よりもカスケードホップらしい柑橘のキャラクターが鮮明にビールに溶け込んでいる印象です。その結果、ピルスナーと呼ぶにはホッピー過ぎたかなとやや心配になるほど、上富良野産カスケードのポテンシャルを引き出してしまいました。しかしながら、私たちとしては嬉しい誤算であり、上富良野産ホップが年々品質を上げていることは喜ばしいことと捉えています。
今年以前のハーヴェストビールを飲んで頂いた方には「昨年と今年」の違い、あるいは、今年リリースの生ホップビール「忽布の輝き(エール)と忽布の潤い(ラガー)」の違いなんかも飲み比べて、楽しんで頂けたら嬉しい限りです。生ホップの瑞々しさが、心の渇きまで潤してくれるような気がします。
http://hopkotan.com/freedoms/hop-no-uruoi/
お店のメニューの説明には、「上富良野産ホップを100%使用したラガー。柑橘のキャラクターが溶け込んだ1杯」と書かれていました。忽布古丹醸造のビールはとても繊細で美味しいラガービールを造っているという印象が強いので、この説明で想像が膨らみます。
スタイルは「Harvest Pilsner」とありました。
こちらが忽布の潤いです。色合いは淡色系です。
印象的なのは後味がとても良いです。
シトラス系のホップフレイバーも爽やかで、とても良いです。苦味はそこまで感じられません。後味がとにかく良いです。
とても美味しいラガービールでした。
今回は以上です。