今回は、10年ぶりにリニューアルされた「キリンラガー」を飲んだので、感想などを書こうと思います。
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キリンラガー
キリンラガーは、キリンビールの代表的なビールです。SINCE 1888年とのことです。めちゃくちゃ歴史があります。1888年は明治時代です。日清戦争が1894年らしいので、それよりも前になります。
前に一度、「キリンクラシックラガー」を飲んで、その時の感想をこのブログでも紹介しました。
キリンビールの前身であるジャパンブルワリーカンパニーが設立されたのが1885年。その後、キリンビールが1888年に発売されます。1889年には、長崎の「グラバー園」で有名なあのグラバーさんの提案でデザインが変更され、ほぼ現在のデザインの原型が出来上がっていたそうです。グラバーさんはジャパンブルワリーカンパニーの株主だったそうです。
ビール検定で勉強した時に得た知識です。
10年ぶりのリニューアル
そして今年2020年、キリンラガービールがリニューアルされたようです。デザインもちょっと変わっていて、味も変わりました。
ホームページによると、
爽やかな香りと苦味が特徴の「ドイツ産ヘルツブルッカーホップ」を使用し、またホップを増量したとのことです。また、ホップ配合も調整し、穏やかな苦味をもたらすホップの比率を増やしたようです。仕込み工程では酸味を抑える工夫を施したとのこと。
また、パッケージも変わっています。
LAGER BEERという表記だったのが、KIRIN LAGERに変わっています。デザインの変更もあったようです。見比べてみると割と違います。
「新」という大きな文字がありますが、これをスーパーで見かけて、一発で、「新しくなったんだ」ということがわかりました。結構目にとまります。
原材料は麦芽、ホップ、米、コーン、スターチです。
飲んだ感想
それでは飲んだ感想を書いていきます。
色合いは黄金色です。
泡がふかふかです。
こんなビールの泡のベッドで寝てみたいです。
香りは爽やかなモルトの甘味を感じます。
飲んでみると、とてもマイルドな舌触りです。カドのない優しい後味がとても心地よく、ゴクゴクと飲むことができてしまいます。
キリンラガーは結構苦味が強いイメージでしたが、今回のリニューアルでかなりイメージが変わりました。ものすごく飲みやすいです。
これはめちゃくちゃ美味しいです。
他のビールと比べてみると、エビスや一番搾りほど甘くはなく、逆にスーパードライほどドライでもなく、その中間という印象です。ボディもそこそこあっての見ごたえがあります。香りは爽やかですがプレモルのようなフルーティな香りとも違っています。
何より後味がとても良いです。
ホームページでの説明に、「酸味や苦味が突出した印象を抑えることで、よりバランスのとれた飲み飽きないうまさへと進化」とありますが、これに尽きるかもしれません。
リニューアルされたキリンラガーはとても美味しいラガービールでした。
今回は以上です。
飲んだビール:
https://pivoblog.com/category/beer/drinkbeer