今回は、ヤッホーブルーイングのインドの青鬼を紹介したいと思います。
以前も飲んでこのブログで紹介しましたが、最近はいろんなビールを飲んでアロマの違いを意識するようになったので、もう一度飲んでみて、味の感じ方にどんな違いが出るかを試してみたいと思っています。
アメリカンスタイルIPA
インドの青鬼は「IPA」です。IPAといえばアメリカのブルワリーで盛んに造られています。アメリカのIPAは「アメリカンスタイルIPA」と言う一つのスタイルになっています。
特徴としては、ホップの特徴を最大限に引き出したIPAです。もともとはイギリスで生まれたスタイルで、アルコール度数を高めてホップを通常よりも多く使ったビールのことを言いますが、ホップの品種は多様化し、フルーツや植物、様々なアロマを持ったホップがあります。それらを組み合わせ、ふんだんに使うことで、より「ホップのビール」が特徴づけられたビールと言うことができると思います。
ホップのアロマは知れば知るほど面白いです。少しずつ調べていきたいと思っています。
また、これまでにこのブログで紹介したアメリカンスタイルのIPAはこちらでまとめていますのでご覧ください。
https://pivoblog.com/tag/americansytle-ipa
ヤッホーブルーイング
そんなアメリカンクラフトビールの流れを汲んで、日本でもいろんなホップを使ったビールが盛んに作られていますが、その先頭を走るのがヤッホーブルーイングです。ヤッホーブルーイングではアメリカンスタイルのビールだけでなく、ベルギースタイルのビールも多く作っている印象ですが、代表作のよなよなエールなんかはアメリカンスタイルです。
ヤッホーブルイーングのビールはこれまで基本的に飲んできています。
https://pivoblog.com/tag/yahobrewing
そして「インドの青鬼」は、よなよなエールの作るIPAで、クラフトビールファンからも支持を集めています。今回改めてこのインドの青鬼を飲んでの感想を書いていきます。
インドの青鬼
こちらがインドの青鬼のパッケージ。不気味ですね。
注いでみるとこんな感じです。
下から見るとよりわかりますが、濁りはなく、べっこう飴のような色をしています。
香りは甘くて、少しだけトロピカル感があります。
飲んで見ると、トロッとした感じはなく、あっさりとしています。苦い中に、べっこう飴のような甘さがあリます。麦芽の甘みでしょうか。他のIPAに比べて、苦味がすごく際立っています。他のIPAに比べたら、もっとIBUが高いものもありますが、これはとても苦く感じます。
繰り返し飲んでいますが、やはり甘いです。松感や青臭さはなく、柑橘系の味も弱いです。苦味が支配的ではありますが、その中で砂糖のような甘さもあります。べっこう飴に苦味をブレンドした味で、アルコール7%ということでそれなりに気持ち良くなれます。
特徴を簡単に表現すると、ホップが何層もあるような複雑さはなく、シンプルに甘さと苦さを感じるIPAでした。
このブログで紹介したIPA
最後に、今までに飲んだIPAを紹介したいと思います。
□ストーンブルーイング ルイネーションIPA
アメリカ・サンディエゴのクラフトブルワリー「ストーン」のIPAです。ストーンのIPAは甘みが強く、飲みやすいのが特徴です。ホップの魅力を存分に堪能できると思います。
□志賀高原ビール IPA
こちらもホップを効かせたIPAです。IPAの中ではかなり上位で好きです。近年「ニューイングランド」や「ヘイジー」といった濁ったIPAが流行っていますが、このIPAはとてもクリーンで最高に美味いです。ぜひ一度は飲んでいただきたいビールです。
□うちゅうブルーイング 宇宙IPA
うちゅうブルーイングのフラッグシップビール「宇宙IPA」です。ニューイングランドIPAというスタイルで、白く濁っているのが特徴です。口当たりがソフトで、果肉系フルーツのようなトロッとした飲み口が特徴です。