今回は、「TOKYO CRAFT(東京クラフト)」の、「ブラックペッパー仕立てのスパイシーエール」を飲んだので、紹介したいと思います。
TOKYO CRAFT(東京クラフト)
TOKYO CRAFT(東京クラフト)は、サントリーが出しているビールブランドです。
武蔵野の工場で醸造されているビールだそうです。以前、武蔵野のサントリーの工場には行ったことがあります。
こちらが工場見学に行った時の記事です。
TOKYO CRAFTについては、「東京の地で半世紀に渡り、ビールづくりに挑戦してきたサントリーが、「TOKYO」に愛着と敬意を込めてつくり上げてきたビールです」とのことです。引用:https://www.suntory.co.jp/beer/tokyocraft/
東京に愛着を込めているあたりは、「地ビール」のマインドを感じます。
TOKYO CRAFTのビールはこれまでにも飲んだことがあって、このブログでも紹介したものがいくつかあります。
今回は、「ブラックペッパー仕立てのスパイシーエール」を飲みました。
ブラックペッパー仕立てのスパイシーエール
ブラックペッパー仕立てのスパイシーエールは、2021年6月29日(火)から、数量限定新発売されたビールです。
中味は、一口目からブラックペッパーのスパイシーな香りとピリリとした後口をはっきりと感じていただけるよう仕上げました。また、その刺激的な味わいと上面醗酵によるフルーティな香りが調和した爽快感をお楽しみいただけます。
パッケージは、黒と銀のベースカラーに、ブラックペッパーのイラストとイナズマのモチーフを中央に配置することで、ブラックペッパーの刺激的な味わいを表現しました。また、花火のイラストをあしらうことで夏の情緒を感じられるデザインにしました。
引用:https://www.suntory.co.jp/news/article/13917.html
ブラックペッパーの入ったビールというのは初めてかもしれません。。どんな味なのか、ちょっと想像がつきません。
飲んだ感想
それでは飲んだ感想を書いてきます。
「突き抜ける香りのスパイシーエール」、「ピリリとした刺激がアクセントの爽快なビール」、「醸造家が追求した夏においしい新しい味わいをお愉しみください」といった内容が書かれています。
原材料は、麦芽、ホップ、糖類、こしょうです。
数年前に酒税法が改正されたので、こしょうが使われていても発泡酒ではなくビールです。
注いでみるとこんな感じです。
色合いは、ピルスナーよりもやや濃色です。
缶を空けた瞬間には、少しフルーティな香りが感じられました。
グラスに注いで香りをかいでみると、もうそこにはコショウの存在感がすごいです!パッケージにも突き抜ける香りと書いてありましたが、他のビールにはない香りです。
ベルギー系のビールで、ハーブやスパイスが使われることがありますが、そういったビールは結構複雑な香りがします。ベルジャンイースト由来の上品なほんわかとした甘い香りや、小麦などに由来する酸味、そしてスパイシーなアクセントが加わることで、ベルジャン系の独特な個性があるのですが、今回飲んだTOKYO CRAFTのスパイシーエールは、「ザ・コショウ!!!!!」という感じです。コショウのワンマンライブです。
飲んでみると、その存在感はさらに増します。
口当たりは、最初缶を空けた時に感じられたフルーティなホップのフレイバーが少し感じられるのですが、すぐにコショウの味がものすごく強く感じられます。後味は、これもパッケージに書いてある通り、ピリッとした刺激が残ります。ステーキにブラックペッパー振りかけて、食べた後に残るコショウのピリッとした味のような後味です。キレがいいというよりは、コショウの味が残るような印象でした。
ここまでコショウがダイレクトに感じられるビールは初めて飲みました。
みなさんも機会があれば、飲んでみてはいかがでしょうか。
今回は以上です。
□東京クラフト ペールエール/スパイシーエール
□この記事で紹介した「ベルジャンホワイト」
飲んだビール:
https://pivoblog.com/category/beer/drinkbeer