今回は、サントリーの武蔵野ビール工場の見学に行った時の様子を紹介します。
サントリー 武蔵野ビール工場
サントリーのビール工場は、武蔵野にあるビール工場です。
分倍河原駅からシャトルバスで約10分ほどです。
バス停があるので、そこからビール工場行きの無料バスが出ています。
□詳しくはこちら:
公式サイト
プレモルといえばイチローですね。
工場見学は上記のサイトから事前に予約が必要です。
さて工場見学ですが、「ガイドツアー」や「ザ・プレミアム・モルツ講座」などの複数のツアーがあります。僕が申し込んだのは無料の「ザ・プレミアム・モルツ講座」です。
最初に座学でビールのスタイルについての紹介など体系的にビールの説明をしてくれます。その後、ビール工場の醸造設備の見学をして、最後にテイスティングです。
ビール醸造設備見学
醸造設備の見学では、マッシングから煮沸、濾過、発酵、瓶詰といった一通りの工程に使われる設備の紹介をしてもらいました。
こちらは濾過の装置です。内部構造はとても複雑で、あまり見ることはないので面白かったです。
こちらは缶・瓶詰の設備です。
アロマリッチホッピング製法
ザ・プレミアム・モルツはフルーティな香りが特徴的なピルスナービールですが、その特徴を引き出すために編み出された製法が「アロマリッチホッピング製法」だそうです。
煮沸終了前後にホップを投入する製法とのことです。ホップに含まれる成分は煮沸することにより、イソアルファ酸という苦味成分に変化します。
このアロマリッチホッピング製法では、煮沸の終了前後に投入することによって、イソアルファ酸に変化させずに香りを抽出するための製法だと思われます。IPAなどのビールを醸造しているクラフトブルワリーでは割と一般的な製法だと思いますが、プレミアムモルツはピルスナースタイルです。大手のピルスナーの中でも特にフルーティな香味なのはこのアロマリッチホッピング製法のおかげというわけですね。
テイスティング
さて醸造設備の見学が終わったら、テイスティングです。
まずは通常の「ザ・プレミアム・モルツ」です。
出来立てのビールを、しっかりと注いでもらったプレミアム・モルツはやっぱり美味しいです。プレモルは「神泡」を売り出していますが、グラスに注いだビールに力を入れているところがとても良いです。
エンジェルリングもできています。
続いては香るエールです。
飲み比べです。普段から飲んでいますが、グラスに注いでもらった出来立ての香るエールはやはり格別です。
まとめ
今回は、武蔵野にあるサントリーのビール工場を紹介しました。
座学から始まり、プレミアムモルツについて深く知ることができて、最後にはテイスティングもさせてもらえてとても充実した醸造所見学でした。無料で楽しめるので、ビール好きなら行って見る価値はあると思います。
他にもキリンのビール工場見学、ヱビスのツアー、サッポロビールの博物館ツアーに行った時の様子もブログに書いていますので、よろしければご覧下さい。
今回は以上です。