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【胎内高原ビール】アルト|コク深い本格的なアルトビールの味わい。独特の"麦くささ"を持った、ブルージーなビール

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こんにちは。今回は、胎内高原ビールのアルトを紹介したいと思います。

胎内高原ビール

胎内高原ビールは、新潟県胎内市にあるブルワリーです。世界のビアコンペで高評価を得ている、実力のあるブルワリーです。

今回、新潟県胎内市にふるさと納税を行い、その返礼品としていただきました。

ヴァイツェン、ピルスナー、そして今回のアルトです。この中で特にヴァイツェン、そして今回紹介するアルトはイギリスのWBAというビアコンペで、2015年に日本の最高賞(Japans’ Best Beers)を受賞しています。これらのビールが2本ずつ、計6本のビールのセットになっています。1万円の寄付で手に入ります。

さて今回は、アルトビールの紹介です。

アルトとは

胎内高原のアルトを紹介する前に、まずアルトビールについて簡単に紹介しておきます。ご存知の方は読み飛ばしていただいて構いません。

アルトとは、ドイツのデュッセルドルフで発祥したビールです。アルトはドイツ語で「古い」を意味します。古い造り方である「上面発酵」によって造られているという意味です。ドイツの西部は、アルトの他にもケルシュという上面発酵ビールがあります。

以前、オクトーバーフェストで本場デュッセルドルフのアルトを飲みましたが、ものすごく癖のあるビールでした。

□参考記事:オクトーバーフェストで飲んだアルト

さて今回飲む胎内高原の"国内最高賞"受賞アルトはどんな味なのでしょうか。

胎内高原ビール アルト

それでは胎内高原のアルトを紹介していきます。

とても高級感のあるパッケージです。他のビール同様、胎内高原の大自然が描かれています。少しまた景色が違います。「芳醇なコクが自慢の琥珀色ビール」とあります。裏面を見てみます。

新潟県北部にある自然豊かな胎内市。風倉山の麓、胎内川のほとりにある胎内高原ビール園で醸造されています。濃厚な麦芽の風味と、後を引くホップの苦味、クリーンでみずみずしい味が特徴で、上面発酵特有の複雑な香りも感じることができます。一度飲んだら病みつきになる琥珀色のビールを、ぜひお試しください。

それではグラスに注いでみます。

琥珀色という説明がありましたが、かなり暗めの色合いです。匂いを嗅いだ瞬間、これは本格的なアルトだと思いました。以前飲んだデュッセルドルフのアルトに似た香りです。あえて表現するのであれば、いい意味で麦くさい感じといったところでしょうか。

フルーティな香りはありません。これは無骨な麦のビールです。

飲んでみると、燻製まで行きませんが、やはり独特な麦くささがあります。BBQをしている時に感じる匂いです。

後味も悪くないです。重たくはないですが、何度も繰り返すように独特の麦くささが残ります。

正面の写真だと色が伝わらないので、少し持ち上げてみました。色合いはダークブラウンといったところでしょうか。

このビールはとても渋い(味ではなく雰囲気の意味で)ビールです。音楽でいうとマイナーコードです。日本語でいうと短調です。

ブルージーな哀愁の漂う曲が似合います。ソニークラークなんかはいかがでしょうか。僕はウィントンケリーが好きです。

とてもおいしかったです。今回は以上です。

新潟ビール醸造 胎内高原ビール 飲み比べセット 330ml×6本
新潟ビール醸造

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