今回は、代々木の Tanne というお店で飲んだ、シュレンケルラの「ラオホビア・メルツェン」について紹介したいと思います。
ラオホビア
ラオホとは「煙」の意味で、麦芽をスモークしてつくる"燻製ビール"です。
飲んでみるとわかりますが、本当に燻製の味がします。
ラオホは、ドイツのバンベルグという都市の名物ビールです。
ニュルンベルクの上あたりにあります。昔ドイツに行った時、フランクフルトからミュンヘンに向かう途中で寄りました。
ドイツのバンベルグに行った時に初めて飲んだのですが、正直、「え...」という感じでした。(あまり美味しいとは思いませんでした...)
ただ一度は飲んでみる価値があります!
それにしても、よくこんなビールを考えたと思います。普通に飲んで美味しいのに、なぜ燻製しようと思ったのでしょうか。
今でもつくられ続けているので、それはそれで愛されている証拠なのかもしれません。
シュレンケルラ ラオホビア・メルツェン
さて、シュレンケルラのラオホビア・メルツェンですが、代々木にあるTanneというお店で飲みました。
実際に飲んだのは昨年(2017年)の11月頃ですので、今はあるかはわかりません。
泡の立ち方がいい感じです。店員さんが注いでくれましたが、普段家で自分がグラスに注ぐよりはるかに上手いです。さすがです。
とても濃い色をしています。黒に近い、濃褐色といった感じです。
そして匂いがとてもスモーキーです。
原材料は、麦芽とホップのみ。ラベルには以下のような説明があります。
歴史的に有名なスモークビール醸造所
南ドイツの古都・バンベルグで、燻製されたモルトを使って醸造される、個性豊かなスモークビールです。
歴史のあるビールというのはそれだけで魅力的です。
飲んだ感想ですが、やはりとてもスモーキーな味がします。ドイツで飲んだ時よりは、ややマイルドな味がします。
メルツェン麦芽の甘みがあるせいでしょうか。麦の味とマッチして、これはこれで癖になります。
これは夏に飲むビールではないですね。秋から冬にかけて、じっくり飲みたいビールでした。
これから秋にかけては味わい深いビールを飲める機会が増えてくると思いますので、今からとても楽しみです!
みなさんもぜひ飲んでみてください。
今回は以上です。
「ドイツのビール」一覧
Tanneの店舗情報
営業時間
Dinner pm5:00~pm11:30(L.O pm11:00)
定休日 日曜日・祝祭日
アクセス:
代々木駅西口から歩いて1分
Tanne ホームページ:
http://tanne-pf.co.jp