今回は、群馬県みなかみ町にある「オクトワンブルーイング」のカヤバ・セゾンを紹介したいと思います。
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オクトワンブルーイング
オクトワンブルーイングは群馬県の水上温泉にあるマイクロブルワリーです。2017年9月に設立され、2018年5月26日にグランドオープンした比較的歴史の新しいマイクロブルワリーです。
ホームページを見ると、6種類のスタイルが紹介されています。エールスタイルが中心で、アメリカンスタイルのホップフレイバーをきかせたビールが多いです。他にもセゾンやポーター、ケルシュを造っていて、僕個人的には好きなスタイルが多く、とても好みです。
今回、ふるさと納税の返礼品をふるさとチョイスで検索していたところ、このブルワリーのビールが目に止まり、申し込んでみました。
デザインもスタイルのラインナップもハイセンスです。
今回はこの中から、カヤバ・セゾンを飲んだので紹介したいと思います。
カヤバ・セゾン
それではカヤバ・セゾンを紹介して行きます。
ベルギー酵母が持つ独特の風味が特徴
苦みはやや控えめ
農家が喉の渇きをいやした爽快なビール
引用:https://oct-1.com
スタイルは「ファームハウス・セゾン」と書かれています。
農家が喉の渇きをいやした爽快なビールとありますが、セゾンはもともとベルギーのワロン地方発祥のビールで、農家が休憩中に自分たちで飲むために自家醸造したビールです。ここのビールは、海というよりも、山や田園風景といった緑あふれる自然が思い浮かびます。そこにうまくアメリカンスタイルを混ぜ込んでいる感じです。
「藤原の先人たちが守ってきた茅場、上の原。茅葺屋根に必要な、良質の茅を産します。上の原の茅場を渡る秋風の様に爽やかで香り豊かな、ベルギースタイルのビールです。」
こちらにはより具体的にカヤバ・セゾンの由来が書かれています。上の原とは水上温泉の最奥にある温泉だそうです。秋のビールのようです。
飲んだ感想
それでは飲んだ感想を書いて行きます。
色合いは少しだけ濃い黄金色といったところです。フルーティで少し酸味があって優しいセゾンの香りがします。ふんわりした酸味も感じられます。口当たりは上品な優しい甘味がまず感じられます。クリーミーで酸味と甘味のバランスが絶妙です。
ふわっふわでクリーミーで、後味もとても心地よいです。雑味がなく、それでいてとても複雑なクリーミーさです。
口当たりから後味まで、最高のおいしさです。個人的に、これはかなり好きです。以前飲んだベルギーのセゾン・デュポンの樽生を彷彿とさせます。それくらいフワッフワでクリーミーです。
ヨロッコビールのセゾンも美味しかったですが、このセゾンもとても美味しいです。もし近所にあったら週一くらいで通っちゃうかもしれません。できればブルワリーに行って出来立てのビールを飲んでみたいです。
とても美味しいセゾンでした。
今回は以上です。