今回は、とあるイベントで「常陸野ネストビール」を5種類飲んだので、紹介していこうと思います。
地元めしフェス クオーゼイ
とあるイベントとは「地元めしフェス クオーゼイ」というイベントです。2019年の春に日比谷公園で開催されていました。全国のいろんな地域の「地元メシ」が一堂に会して、ブースで売られていました。
なかなかの人でした。クラフトビールの出店もいくつかありました。ちょうど日比谷に行く用事があったので、せっかくなので行って見ることにしました。結果、5種類の常陸野ネストビールを飲みました。今回は飲んだビールを紹介していきます。
常陸野ネストビール
常陸野ネストビールは「フクロウ」の絵柄で有名な、茨城県が世界に誇る、日本を代表するクラフトブルワリーです。木内酒造という酒蔵が醸造しています。
木内酒造の歴史は古く、ホームページによると文政六年(1823年)に創業したとのこと。クラフトビールの醸造は1996年に開始したそうです。世界的なビアコンペでも高評価を獲得しており、ビールは海外にも輸出しているようです。
特に有名なのがホワイトエールです。スタイルはベルジャンホワイトで、常陸野ネストビールのフラッグシップビールとなっています。
今回は、常陸野ネストビールの中でも有名なビールが飲めたと思います。ここからは飲んだビールを紹介していきます。
飲んだビール
飲んだのはこちらの5種飲み比べセットです。
一つ一つ紹介していきます。
ラガー
まずはラガー。
常陸野ネストといえばホワイトエールに代表されるエール(上面発酵)ビールが有名ですが、下面発酵ビールも造っています。その名もストレートに「ラガー」。
常陸野ネストビールのラガーの特徴は、柑橘系の爽やかな香りです。
味も柑橘系のポップフレイバーを感じますが、同時にモルトの甘味を強く感じます。ラガーらしい穀物感です。穀物感がとにかく強いと感じました。
ホワイトエール
続いてはホワイトエールです。
先ほども紹介した常陸野ネストビールのフラッグシップです。
今までにもどこかで飲んだことがあるはずですが、今回改めてしっかりと飲んでみました。香りはまろやかな酸味が感じられる優しい香り。飲んだ印象は酵母を帯びたベルジャンホワイト的なまるっとした酸味、モルトのマイルドでまろやかで優しい甘味も感じられ、バランスのとれたホワイトエールと感じました。
だいだいエール
続いてはだいだいエールです。
こちらは茨城県産の「福来みかん」とオレンジ風味のアロマホップで醸造したビールだそうです。
香りはエステル香とシトラス香が強めです。ウェストコーストな雰囲気を帯びています。飲んだ瞬間にシトラスを感じます。それと同時にモルト的な甘味もあり、またエステル的な甘みもあり、バランスが良くとても美味しいと感じました。
エキストラハイ
続いてはエキストラハイです。
こちらは茨城限定のビールだそうです。通常よりも多めのモルト、ホップを使用した、高アルコールビールで、長期熟成しているのも特徴のようです。
スタイルは「べルジャンストロングエール」。
香りは甘く、コク深いウィスキーのような芳醇な香りです。飲んだ感じも甘く、苦味はあまり感じません。それも甘ったるい感じではなく、熟成された、芳醇な、樽から出て来たようなアルコールを帯びた甘みです。アルコールは高いですが、雑味はなく、飲みやすいビールでした。
エスプレッソスタウト
最後に、エスプレッソスタウトです。
見ての通り、真っ黒なビールです。深煎りの珈琲豆を使用して醸造したビールのようです。
香りはコーヒーです。発酵感のある香りもあります。味はコーヒーのようにロースト感が強く、特に後味は深くコク深いエスプレッソの味です。エスプレッソ感が全面に出た、特徴的なスタウトでした。
ちなみに、常陸野ネストビールのブースでタルタルホタテフライを購入しました。とても美味しかったです。
まとめ
今回は、常陸野ネストビールを紹介しました。
5種類のビールを紹介しましたが、どれも特徴的で、それでいてどれも美味しかったです。常陸野ネストビールは有名なので、一度は飲んで見る価値があると思います。他にも様々なビールを出しているので、少しずつ飲んでいこうと思います。
今回は以上です。