今回は、甲斐ドラフトビールのヘレスを紹介したいと思います。
このビールは、ビアフェス東京2019で飲んだビールです。
甲斐ドラフトビール
甲斐ドラフトビールは山梨県の勝沼にあるブルワリーです。
公式サイト:
http://www.konishi.co.jp/html/fujiyama/beernet/map/chubu/kai.html
勝沼といえばワインが有名ですが、クラフトビールを造っている場所があるとは知りませんでした。公式サイトによると、造っているビールはヘレス、ピルスナー、デュンケルと、渋いラインナップです。ヘレスとピルスナーを造り分けているところがとても渋いです。
最近できたブルワリーは基本的にIPAですが、このブルワリーはドイツの伝統的なスタイルへのこだわりを感じます。
ヘレス
今回飲んだのは「ヘレス」というビールです。
引用:日本ビール検定公式テキスト
ドイツ・ミュンヘンでは、もともとラガーというと黒く褐色したビールのことを指したそうです。しかし、チェコのピルゼンで、淡色のラガーが開発され、瞬く間に人気を獲得しました。そこで、このチェコのピルスナーに対抗して造られたのが、ヘレスというわけです。
ヘレスは苦味が抑えられ、甘みの方が強いです。しかし甘ったるい感じではなく、軽やかです。ドイツで飲んだ事がありますが、とても飲みやすいと感じました。ドイツで初めて飲んだのがヘレスだったので、ドイツのビールは飲み易いととても印象に残っています。
あえて酵母をろ過しないことにより、濁った状態で提供しているとのことです。新鮮でないとできない提供の仕方です。
こちらがヘレスです。確かに濁りを感じます。
少し酸味も感じますが、苦味よりも甘みがより強く感じられます。また酵母が残っているせいか、マイルドな口当たりでとても飲みやすいです。
今回は以上です。