こんにちは。今回は、バラストポイント(Ballast Point)のファゾムIPA(Fathom IPA)を紹介したいと思います。
バラストポイント
今回飲んだファゾムIPAは、バラストポイントというブルワリーの造っているビールです。バラストポイントはアメリカのサンディエゴにあるブルワリーです。アメリカのクラフトビールといえば西海岸ですが、その中でもサンディエゴはまさに"クラフトビールの聖地"とも言われるほど、有名なブルワリーが多いです。
そんなザンディエゴのブルワリーの中でも、バラストポイントはとても有名なブルワリーです。世界各国にビールを輸出しており、もちろん日本でもよく見かけます。ビアバーや、近所の酒屋さんなんかでもよく見かけます。
今までにも、何種類か飲んだことがあります。
https://pivoblog.com/tag/ballast-point
ファゾムIPA
ファゾムIPAはいわゆる「ウェストコーストIPA」と呼ばれる西海岸系のIPAです。アメリカンスタイルでホップを大量に使っていて、ドライなものが多く、よりホップの特徴が際立ちます。
ロゴは、航海機器の「六分儀」が描かれています。ファゾムIPAのパッケージは爽やかな淡いブルー。
これは缶の裏側です。何かはよくわかりませんが海の中で空気を吐いているようです。
原材料は麦芽とホップのみ。輸入者は株式会社ウィスク・イーです。
飲んだ感想
それでは飲んだ感想を書いていきます。
注ぐとこんな感じです。色合いは少し暗め。銅褐色くらいな感じです。泡立ちはとてもいいです。
香りは松っぽさもありつつ、ライチのようなトロピカルな香りがします。とてもいい匂いです。アメリカンスタイルIPAといえば、まさにこの匂いです。
飲んだ感じは割とモルティです。ダンクな松感もあります。苦味は割としっかりとしていますが、しかしバランスが良いです。モルティな分、マイルドな味になっていると思います。
トロピカルな香味はモルティさ、松に押されて、少し影を潜めています。香りは軽やかですが、飲むと深みを感じるビールです。
ビールの奥に眠るモルト・ホップの深みを感じます。苦味も適度にあって重厚感があります。爽やかな南の島の波のようなウェストコーストというよりは、「少し薄暗い海の底のようなビール」という印象のビールでした。
また、モルティなためバランスに優れ、全く飲み飽きません。とても美味しかったです。
今回は以上です。