今回は、CIGAR CITY(シガーシティ)のLager(ラガー)を紹介します。
CIGAR CITY(シガーシティ)
シガーシティは、アメリカのフロリダ州、タンパのブルワリーです。
タンパはもちろん行ったことはありませんが、観光都市だそうですね。
アメリカのクラフトビールといえばカリフォルニア、サンディエゴを思い浮かべます。ストーンやカールストラウス、バラストポイントなどの有力ブルワリーがあります。フロリダはどちらかというと東海岸なので反対側です。
2007年に創立され、ここ数年では世界的なクラフトブルワリーになったそうです。Ratebeerでは2010年以降「Best Brewers In The World」に毎年選ばれており、さらに2016年以降はそのトップ10位内に君臨し続けているとのこと。
参考:https://www.malt-st.com/SHOP/91465/308121/list.html
すごいブルワリーということがわかりました。
Lager(ラガー)
今日はCIGAR CITYの3本をまとめ買いしました。
まずは「Lager(ラガー)」を飲みます。
「伝統的なドイツラガーに影響を受けた華やかなフレイバーに富んだシティ流ラガー」とのこと。クラフトビールのラガーはつい気になります。しかも伝統的なドイツラガーとのことで、これもまた気になります。ヨーロッパの伝統的なラガーは割と重たくて甘みが強い印象があります。もともとドイツのラガーは黒めの濃色系だったそうです。ピルゼンでピルスナーが生まれて淡色系が世界的に流行ったそうですが、この「伝統的なドイツラガーに影響を受けた」という部分はとても気になります。
また、「華やかなフレイバー」というのも気になります。ホップフレイバーと伝統的なドイツラガーとの融合、とても気になります。
パッケージ
こちらがCIGAR CITYのラガーです。
パッケージに書いてありますが、「TAMPA-STYLE LAGER」とのこと。
バーバリアンホップのフレイバーとクリスプモルトでタンパスタイルラガーを造られているとのことです。
原材料はモルトとホップのみです。
それでは飲んだ感想を書いていきます。
飲んだ感想
注いでみるとこんな感じです。
色合いは黄金色です。このアングルからだとわかりづらいかもしれませんが、少し濁った色合いです。ホップの濁りなのか、イーストの濁りなのかはわかりませんが、これがタンパスタイルラガーなのかもしれません。
香りは蜂蜜のような芳醇で、フルーティな香りがします。何かに似ていると思って考えていたら、ケラービアのような香りです。
なるほど確かにケラービアであればドイツの伝統的なスタイルという説明にも納得がいきます。
飲んでみた印象としてもやはりケラーのようなふわっとした強い甘みが感じられます。口当たりは重めですが雑味はなく、後味にかけて少しずつ甘みが引いていく感じです。少し残りますが、甘ったるい感じではなく、後味は良いです。
苦味もあまり感じないので飲みやすいです。
美味しいラガービールでした。
今回は以上です。