こんにちは。今回は、アサヒのスーパードライを紹介してたいと思います。もはや紹介する必要はないと思いつつ、このブログでちゃんと登場したことはなかったので、この機会にちゃんと書いておきたいと思います。
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スーパードライの美味しさ
スーパードライは1987年にアサヒから発売された、日本における最高のピルスナーです。日本のビールといえば、このビールを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。「辛口」をチャッチフーズに、日本のビールにおいてはNo.1のシェアを誇っています。
僕自身、実はスーパードライに対してはあまりいいイメージを持っていませんでした。なんとなくですが、「薄い」ビールというイメージを持っていました。
僕はウルケルが好きなので、どちらかというと濃厚で甘味のあるビールの方が好きでした(今でももちろん好きです)。ピルスナーといえば、こういったチェコやドイツの流れを汲んだピルスナーが好きでした。日本のビールメーカーでいうとサッポロ系統です。
しかし最近になってその価値観に変化が現れました。実際には「薄いビール」という表現は完全な誤りであることに気づきました。スーパードライの美味しさに、ようやく気づけたのです。
スーパードライは「薄い」のではなく、「シャープ」という表現の方がしっくり来るようになりました。この「シャープ」さを見つけてからというもの、スーパードライの本当の良さがわかった気がしました。
これに気づけたのは、スーパードライの樽生が美味しいお店に行った時のことです。
"注ぎ手"に活かされるビール
僕がスーパードライを飲んでその良さに気づけたのはこのお店です。
ここで飲んだスーパードライには、甘味も感じましたが、それでいてシャープなキレを感じました。あとからくる苦味にキレがあるのです。苦味がもやっと残らずに、キレて無くなっていくのです。それも心地よいほのかな余韻を残して、すっと消えて行きます。
この感覚が「キレ」であり、「シャープ」さなんだということに気づいてからというもの、スーパードライに夢中になってしまいました。
他にも、横浜にある「内田日和」というお店では、3種類のスーパードライを出しています。その名も「シャープ注ぎ」、「一度注ぎ」、「二度注ぎ」です。この中で、後味にキレを感じることができるのはやはり「シャープ注ぎ」でしょう。
苦味がすっと消えてなくって行きます。これはスーパードライのなせる技であり、かつそのポテンシャルを引き出す注ぎ手によって、スーパードライの良さが最大限に活かされます。
まとめ
ビールは本当に美味しいです。クラフトビールのスタイルの幅広さも良いですが、日本の大手の造るピルスナーの美味しさが最近になって改めて気づかされました。
それは、優れた注ぎ手によって、より感じることができます。
美味い樽生ラガーが飲める店を、これからも探し続けたいと思います。
今回は以上です。
https://pivoblog.com/category/beer/tarunama