今回は、Brouwerij Alvinne(アルヴィンヌ醸造所)のSOUR'IRE DE MORTAGNE SMOKED PEACHES(スリールデ モルターニュ スモークドピーチを紹介したいと思います。
Brouwerij Alvinne(アルヴィンヌ醸造所)
アルヴィンヌ醸造所はベルギーの西部にあるブルワリーです。
アルヴィンヌ醸造所は地図で見るとベルギーの西部に位置しています。ベルギーのブルワリーは、南西部に多い気がします。飲んだビールのブルワリーをグーグルマップで調べるのですが、だいたい南西部です。
ベルギー南部のワロン地方はセゾン発祥の地として有名です。僕はセゾンが好きなので、セゾンを飲んでグーグルマップを調べるからかもしれません。
これとは別のビールで、同じアルヴィンヌ醸造所のビール「アイオロス&モルフェウス」というビールも飲んだことがあります。
これはとにかく個性的でファンキーなビールでした。今回のビールはどんな味がするのか、楽しみです。
スリールデ モルターニュ スモークドピーチ
アイオロス&モルフェウスもそうでしたが、泡がありません。また、アイオロス&モルフェウスよりは茶色がかっています。今回のビールはスモークドピーチという名前にもある通り、おそらく燻製された桃が使われているものと思われます。そう言われて見ると、桃っぽい色にも思えてきます。
飲んだ感想ですが、直感的には、かつお節の味だと思いました。もはやこれはかつお節エールと呼んでもいいのではないかと思います。桃を燻すとこんな味になるのか、という味でした。酸味と燻製されたスモーキーな香味、それが相まって、かつお節のような、出汁のような味わい深さが感じられます。
またこのビールはオーク樽で熟成させているようです。オーク樽の種類によっても味わいが変わってくるようです。この深みのある味わいは、オーク樽で熟成させたからこそのものなのかもしれません。
そしてアルコールは11%とこれも高めです。このブルワリーのビールは酸味をきかしてスモーキーでアルコールが高いという特徴があるようです。どちらかというと個人的にはこちらの方が好きでした。じっくり飲みたいビールです。
飲んだ場所
このビールを飲んだのは新宿にあるブラッセルズビアプロジェクトの公式タップルームです。
最大18タップのビールが飲めます。
木曜日にはフリーテイスティングが1時間2000円でできます。新宿に寄った際にはぜひ行ってみてはいかがでしょうか。