今回は、さかづきブルーイングの夜光雲というビールを紹介します。
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さかづきブルーイング
さかづきブルーイングは、北千住にあるブルワリーです。
北千住駅から徒歩約3分ほどのところにあります。
店内でビールを醸造している「ブルーパブ」です。店内には10タップあり、僕が行った日は7種類のビールが提供されていました。
イングリッシュスタイルのペールエールから、アメリカンスタイルのIPAまで、いろんなビールがあります。
今回は、夜光雲というビールを紹介します。
夜光雲
夜光雲は黒ビールです。スタイルはアイリッシュ・ドライスタウトです。
ギネスのブランドで有名なアイリッシュ・ドライスタウト。高温で倍そうしたロースト大麦、ロースト麦芽を配合しており、トップに強いロースト香、コーヒーのような芳ばしいフレーバーを感じつつ、一口飲むと焦げ感そのままのイメージを裏切らないじっくりと上品な苦味が。この苦味は、ホップ由来のものだけでなく、ロースト大麦・麦芽からももたらされる酸味や渋味も合わさっているので、とても複雑な味わいです。まるでブラックコーヒーを飲んでいるかのような芳ばしい香りとすっきりと苦い飲み口のため、低いアルコール濃度も手伝って、いつまでもゆるゆると飲み続けられます。
アイリッシュとは"アイルランドの"という意味ですが、ギネスはアイルランドの黒ビールです。イギリスの「ポーター」に対抗して造られた黒ビールと言われています。特徴的なのはドライなところです。ロースト大麦やロースト麦芽を配合することで、モルトの濃度を下げています。結果的に、ドライでゆるゆると飲み続けられる黒ビールとなっています。
さてここからは夜光雲を飲んだ感想を書いていきます。夜光雲とはなんともいい名前です。スタウトの泡は焦げ茶色でふわふわとしていて、まるで夜の光に照らされた雲のようです。
香りは発酵感のある、コーヒーのようなコク深い香りです。
飲んでみると味はドライです。ドライではありますが、発酵感やロースト感がぐっときます。コクのある苦味、という感じです。
説明にも書いてありましたが、酸味、苦味、いろんな味が複雑に感じられます。コク深い、ドライスタウトという感じです。ゆっくり飲めて美味しい黒ビールでした。
今回は以上です。