今回は、2020年4月14日よりリニューアルされたヤッホーブルーイングの「僕ビール君ビール」を紹介します。
僕ビール君ビール
僕ビール君ビールとは、ヤッホーブルーイングのセゾンスタイルのビールです。もともと、「僕ビール、君ビール。」という名前で発売されていましたが、今回リニューアルされたことに伴い、句読点がなくなりました。
前の名前も良かったと思いますが、句読点がなくなるとよりシンプルになった印象です。
製法も変わっているようで、ドライホップの量を倍にしたとのこと。
従来品からドライホップ※の量を倍に増やし、レモンやマスカット、ハーブを思わせる軽快な香りに仕上げました。酸味が抑揚を生み出す奥深い味わいを持ちながら、アルコールは4.5%に抑えた、開放的な時間に寄り添う、軽快な飲み口が特徴的なビールです。
※発酵~熟成中のビールにホップを浸漬する手法のこと。ホップの香りを強調したい場合に使うことが多い。
https://yohobrewing.com/bokukimi/
ドライホップ×セゾンの組み合わせ
ドライホップ×セゾンはかなり期待値が高いです。なぜかというと、以前飲んだセゾンデュポンのドライホップバージョンがものすごく美味しかったからです。
このセゾンデュポンのドライホッピング樽生バージョンは、今まで飲んだビールの中で最高に美味しかったビールの1つです。なので、ドライホップ×セゾンにはとても良い印象があります。
リニューアル前後比較
こちらが新しくなったパッケージです。
色合いも黄色くなって、印象がガラッと変わりました。
ヤッホーブルーイングおなじみのビールの解説です。
「ハッとする味と香り。これが僕らのビール」という文章はリニューアル前と変わっていませんが、それ以降の文章も変わっています。前は、「時代は変わる、ビールは変わらない。なんてことはない。きょう、この時から、僕らの生活に色を加える、新しいビールの体験がはじまる。」でした。
前の文章は新しいクラフトビールの時代が始まるぞ!というメッセージが込められているように思いましたが、今回の新しい文章も表現は違いますが、「個性」を強調しています。
また、ビールの味についての説明も変わっています。今回の説明では「レモンやマスカット、ハーブを思わせる軽快な香り。すっと抜ける爽やかな苦味。開放的な時間に寄り添う「セゾン」スタイルのビール。」とあります。
原材料は大麦麦芽、小麦麦芽、ホップです。
飲んだ感想
それでは飲んだ感想を書いていきます。
注ぐとこんな感じです。
見た目は淡い色をしています。
缶を開けた瞬間にシャインマスカットのような爽やかな甘み、トロピカルだけどさっぱりとしたとても良いアロマが感じられます。
味はドライですっきりとしています。後味に、香りで感じたトロピカルで爽やかなフレイバーが鼻から抜けていきます。セゾン酵母由来の上品な甘みも感じますが、それよりもホップ由来のフレイバーの方が強いです。
苦味は弱く、爽やかで気にならないのでバランスとしてはとても飲みやすいです。
とても美味しいビールだった。
今回は以上です。
飲んだビールの一覧:
https://pivoblog.com/category/beer/drinkbeer