今回は、銀河高原ビールの「小麦のビール」を紹介したいと思います。
2020年4月にパッケージをリニューアル
小麦のビールといえば、2匹のトナカイマークでおなじみのヴァイツェンですが、近所のスーパーやコンビニなんかでも普通に買うことができて、クラフトビールの中でもかなり一般的なビールだと思います。
このブログでも一度紹介したことがあります。
とても印象的なパッケージなので、買ったことがない方でも見覚えはあるという方は多いのではないかと思います。
この親しみやすい素敵なパッケージから、2020年4月に、新たなパッケージへと生まれ変わりました。
【お知らせ】このたび「銀河高原ビール 小麦のビール」の缶デザインをリニューアルすることといたしました。愛されてきたトナカイや星空のモチーフを引き継ぎながら、より多くの方に親しんでいただけるようなデザインを目指しました。なお、味わいは変えることなくお届けします。 pic.twitter.com/Bwwvg4yw5j
— 銀河高原ビール公式 (@gingakogenbeer) April 1, 2020
トナカイが空を見上げています。優しいブルーがとても印象的です。前のパッケージは印象深くとても良いデザインだったので、変えるのは勇気がいることだと思いますが、変更後のデザインもとても良いです。ツイッターでの評判も良いです。
個人的には、より優しいイメージになってこのビールの味の雰囲気に近いデザインになったのではないかと思います。
銀河高原ビールとヤッホーブルーイング
銀河高原ビールは岩手県に醸造所がありましたが、2020年3月末をもって岩手での生産は終了してたようです。ではどこで生産しているかというと、ヤッホーブルーイングで委託醸造しているそうです。
2017年にヤッホーブルーイングは銀河高原ビールを買収しているので、親会社で生産していく形になります。パッケージの変更もこのタイミングだったので、心機一転という感じでしょうか。
ちなみにヤッホーブルーイングは長野県の軽井沢にあるブルワリーです。こちらも日本を代表するブルワリーです。一時期軽井沢によく行く時期があったので、軽井沢のコンビニで軽井沢限定のヤッホーブルーイングのビールを買ってよく飲みました。
東京でもクラフトビアワークスで樽生を飲むことができます。
小麦のビール
それでは小麦のビールを紹介していきます。
こちらが小麦のビールです。色合いや、フォントからも優しいイメージが伝わってきます。
原材料は麦芽とホップのみ。販売者はヤッホーブルーイングとなっています。
こちらに説明と飲み方が書かれています。
「小麦と酵母が織りなすフルーティな香りと柔らかな口当たりの白ビール。グラスにまず1/2ほど注いだ後、缶を軽く振って酵母を混ぜ残りをゆっくりと注ぐのが美味しい飲み方です。」
パッケージに「Hefe-Weizen」とありますが、これは「ヘーフェ・ヴァイツェン」と読みます。「ヘーフェ」がつくヴァイツェンは無ろ過の酵母入りヴァイツェンで、濁っているのが特徴です。よくオクトーバーフェストに行くと売っている、白く濁ったヴァイツェンです。
有名なのはドイツのヴァイエンステファンのヘフェヴァイスです。
このビールはオクトーバーフェストに行ったらまず注文してゴクゴクぷはーと飲みたいビールです。が、500mlなんて飲もうもんなら軽く1500円とかしてしまいます。
さてそれでは小麦のビールを飲んだ感想を書いていこうと思います。
飲んだ感想
注ぐとこんな感じです。
白く濁ったヘーフェヴァイスです。白ビールと言っても、思ったほど白ではなく、やや濃色系な気もしますが、この色合いこそがヘーフェヴァイスなのです。
白ビールについてはこちらの記事で紹介しています。
さて小麦のビールですが、バナナの爽やかでものすごく良い香りです。もう缶を開けた瞬間から、幸せな優しい香りが伝わってきます。
飲んでみると、まず口当たりはとてもソフトで、まずヴァイツェンらしいほのかな心地よい酸味、クリーミーでまろやかな蜂蜜のようなモコモコした甘みも同時に感じます。炭酸が弱いので、よりクリーミーさが感じられます。
酸味、甘み、口当たりのバランス感がものすごく良くて、とても美味しいビールです。これはうまいです。
ヴァイツェンが飲みたくなったらこのビールは間違いないと思います。今回は以上です。
飲んだビールの一覧:
https://pivoblog.com/category/beer/drinkbeer