今回は、箕面ビールの「ミノオビター」を紹介したいと思います。
箕面ビール
箕面ビールは、世界的なビアコンペでも多数賞を受賞していて海外でも評価されている日本が世界に誇るクラフトブルワリーです。スタウトやヴァイツェン、W-IPAなんかが毎年のように賞を受賞しています。
ブルワリーは大阪の箕面市にあります。併設された直営店「WAREHOUSE」では、出来立てのビールを飲むことができます。
先日、WAREHOUSEに行って、出来立てのビールを色々飲みました。
今回は、その時に飲んだミノオビターを紹介したいと思います。
ミノオビター
WAREHOUSEで飲んだ最後のビールにこれを選びました。
もう限界が来ていたので、最後にピルスナーとケルシュとホッピーヴァイツェンとビターで悩みましたが、ビターにしました。理由はビターが好きだからです。ただ今考えると他のビールも飲んでみたかったです。。
ビターはイギリスのパブでよく飲まれているビールです。モルティな味わいが特徴的でイギリスのパブで飲まれているということを想像すると、ビターには紳士的なビールという印象が強いです。昼間から新聞を読みながらビターを飲んでいる英国紳士を想像しています。
このビールではライモルトやオーツモルトなど7種類のモルトを使っているようです。モルトが織りなす複雑さ、味わい深さを追求したとのこと。この説明にはとても惹かれます。
このイギリススタイルのビターにアメリカンホップをきかせて、柑橘系のフレイバーをプラスしたビターに仕上がっているようです。
それでは飲んだ感想を書いていこうと思います。
飲んだ感想
色合いはペールエールよりも気持ち濃い色をしています。
香りはアメリカンホップのフルーティな香りが華やかに香ります。それと同時に、上面発酵のビールに感じられる、味噌のような香りも感じられます。とても複雑な香りです。モルトの甘い香りもします。
飲んでみると、口に入れた瞬間にすごく複雑な味わいを感じます。「麦」をものすごく主張してきます。
じっくり飲むならこれが良いです。甘み、苦味、旨味、甘み、苦味、旨味、、、という感じで、これをゼロコンマ1秒くらいのペースで感じさせて来ます。これは「麦」のビールだということがわかります。
炭酸はかなり弱いです。だからこそ、ビールの味が楽しめます。
また、炭酸が弱いこともありとても飲みやすいです。「ドリンカビリティ高く仕上げている」と説明に書かれていましたが、確かに何杯でも飲めてしまいそうです。後味にはビターの特徴的な香ばしい苦味があります。
麦を感じさせる個性的な味で個人的にはとても好きなビールでした。美味しかったです。
今回は以上です。