今回は、石見麦酒の「セゾン744」を紹介します。
石見麦酒
石見麦酒は、島根県にあるブルワリーです。
通称「石見式」というビニール袋を使った発酵方式が有名です。一回に醸造する量は100〜150リットルと少ないです。マイクロブルワリーと呼ばれる部類に当たります。
島根県のブルワリーということで、都内に住んでいると現地に行く機会も当然なく、また、ビアバーなんかでもあまり見かけることはありません。
そこで、ふるさと納税の返礼品で注文してみました。
今回は、「セゾン」を紹介します。
セゾン744
ここからはセゾン744の紹介をしていきます。
744という数字が気になりますが、ちゃんと由来があるようです。
744名前の由来
セゾン744には益田市の真砂地区の柚子を使用しています。
真砂地区には日晩山(ひぐらしやま)という山があり、そこから湧き出る水を飲用や農業用に使ってきました。
744はその日晩山の標高にあたります。
真砂地区の人々の生活を支える日晩山に敬意を表し、セゾン744と命名しました。
引用:http://www.iwami-bakushu.com/item/
山の標高だそうです。
セゾンというのは、ベルギーのワロン地方発祥のビールですが、もともとは農家が自家醸造して自分たちで飲むために造っていたビールです。農業用の水が湧き出る日晩山の標高からとったということなので、おそらくそこにかけているのではないかと思います。
こちらがパッケージです。洗練されたデザインです。
ブレンドした麦芽に米を加え、さらに柚子を加えているとのことです。大麦麦芽、小麦麦芽、米、ホップ、柚子が原材料です。米は益田市真砂地区産だそうです。
また、公式ホームページにオススメの飲み方が書かれていますが、「キンキンに冷やしてお風呂上がりなどに最適」とのこと。ラガービールのようですね。
飲んだ感想
それでは飲んだ感想を書いていきます。
注いでみるとこんな感じです。
香りはヨーグルトのような乳製品の香りがします。味も同様な酸味があり、とてもスッキリしています。
セゾン特有のふくよかさはやや影をひそめるものの、後味はとてもすっきりとしていてさっぱりと飲むことができます。
公式サイトにもあった通り、キンキンに冷やして飲むことをオススメしているくらいなので、このビールは後味のスッキリさっぱりとした喉越しに力を入れているということが想像できます。
セゾン始めベルギー系のスタイルはどのビールも個性がありますが、このビールも例外ではなく、スッキリとした特徴のあるセゾンだと思いました。他にもこのブログではセゾンスタイルのビールを紹介しているので、ぜひご覧ください。どのセゾンも個性的です。
飲んだセゾンの一覧:
https://pivoblog.com/tag/saison
今回は以上です。