今回は、サンフランシスコで生まれたクラフトビール、「アンカースチームビール」を飲んだのでレビューしたいと思います。昨日の記事で書いたのもアメリカンクラフトビールの「ブルックリンラガー」です。
アメリカンつながりで、今日はこちらのビールにしました
アメリカで最初のクラフトビール
アンカースチームビアは、1896年、サンフランシスコで創業したアメリカのクラフトビールです。
瓶の裏面に、「AMERICAN'S FIRST CRAFT BREWERY」と堂々と書いてあります。
アメリカは、マイクロブルワリーが有名です。マイクロブルワリーとは、小規模な醸造所のことです。国内には、2000以上のマイクロブルワリーがあると言われています。羨ましい文化です。
アメリカのクラフトビールとホームブルーイングの文化
アメリカでマイクロブルワリーが多い理由としては、ホームブルーイングが可能なことが挙げられるのではないでしょうか。アメリカでは、ホームブルーイング出身のクラフトブルワーがとても多いようです。日本にもそんな文化があれば楽しいだろうなと思います。
ちなみに、アメリカのホームブルーイングブームを後押ししたチャーリー・パパジアンという人がいます。パパジアンは自分でビールを造る本―The Bible of Homebrewingという本を出しています。
最近、ビールに詳しくなろうと思って買いました。
この本、情報量がめちゃくちゃ多いです。ちゃんと読もうとすると結構エネルギーが必要です。
アンカースチーム
瓶の裏面にはこんなことが書いてありました。
ラガー酵母を上面発酵のように高温で発酵させているようです。この製法が、味を複雑に、他にはないオリジナルな味にしているのかもしれません。
このオリジナリティーこそ、アメリカン・クラフトビールの真骨頂なのかもしれません。
それでは実際に飲んだ感想を書いていこうと思います。
飲んだ感想
注いでみるとこんな感じです。
色は濃い琥珀色といったところでしょうか。香りはブルックリンラガーほどではありませんが、日本の大手ピルスナーに比べるとより甘い香りがします。
飲んだ感想としては、ラガーの苦味はありますが、単純なラガーではない気がします。後味は、鼻から抜けるフルーティーなエステル香が印象的です。おそらくイースト由来の香りだと思います。
今回は以上です。皆さんもぜひ飲んで見てください。
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