こんにちは。今回は、山形県・米沢市にある「小嶋総本店」の日本酒「東光」を紹介したいと思います。
"安土桃山時代"創業!?酒造元は「小嶋総本店」
このブログでは主にビールを紹介していますが、たまに日本酒も紹介しています。今回は山形県米沢市の地酒「東光」です。
酒造元は「小嶋総本店」です。
その歴史は古く、なんと1597年創業だそうです。
この時は「安土桃山時代」だそうです。想像もつきませんね。「安土桃山時代創業」なんて字面は初めて見ました。真面目に書いているところが冗談のようでジワります。
東光 純米吟醸原酒
ホームページ(https://www.sake-toko.co.jp/about/)によると、東光は「米澤城の東側、朝日が昇る方角の酒」という意味合いがあるそうです。東の光とは綺麗な名前です。
山形は米どころなのでいろんな日本酒があります。十四代やくどき上手、出羽桜なんかが有名でしょうか。そんな中、今回紹介する「東光 純米吟醸原酒」は「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」で3年連続金賞を受賞しています。
山形を代表する日本酒と言えるでしょう。ワイングラスというだけあって、フルーティで香り豊かな日本酒を想像します。
こちらが「東光 純米吟醸原酒」です。高級感のあるラベルです。
熟した果実を噛み締めたかのような豊かな香りと甘味とともに、旨味のボリューム感が感じられます。原酒ながらアルコール度数が16度であるため、満足感とともに疲れにくい仕上がりです。コストパフォーマンスが良く、東光の中でも抜群の人気を誇ります。
引用:https://www.sake-toko.co.jp/product/category02.php#item03
ホーページから引用させてもらいました。「熟した果実を噛み締めたかのような豊かな香り」とあります。ものすごく伝わってくる表現ですね。すごいです。「満足感とともに疲れにくい仕上がり」というのもなかなかない表現です。
東光の中でも抜群の人気を誇るとのことですが、どんな味がするのでしょうか。
飲んだ感想
それでは飲んだ感想を書いていこうと思います。
原材料は米と米こうじのみ。山形県産米を100%使用しているようです。精米歩合は55%です。
色合いは少し色づいていて、香りはトロッとしていて華やかでフルーティさがあります。
飲んだ感じもやはりとてもフルーティで、癖がありません。日本酒臭さがないと言いますか、とても飲みやすいです。アルコールはしっかりと感じられ、カッとくる感じがあります。でも癖がないのでとてもすっきりとしています。
ホームページの紹介にありましたが、「満足感とともに疲れにくい仕上がり」というのはこういうことなのかもしれません。
飲んだ後味はスイカを食べた後のような感じが残ります。果肉系のフルーティさです。この感じが「熟した果実を噛み締めたかのような豊かな香り」なのでしょうか。
紹介文を読んだだけではわからなかったですが、実際に飲んでみるととてもしっくりきました。
とてもおいしい日本酒でした。
今回は以上です。