こんにちは。今回は、長野県の地酒・日本酒の「水尾」を紹介したいと思います。
田中屋酒造店
水尾は長野県飯山市にある「田中屋酒造店」という蔵元で造られています。
県庁所在地の長野市からは北の方に行ったところにあります。
近くには有名な温泉地「野沢温泉」もあります。野沢温泉村にある「水尾山」という山のふもとから湧き出る天然水が、この水尾の造り水となっているようです。
野沢温泉といえば、「里武士(りぶし)」というクラフトビールの醸造所があります。
たまに都内のビアバーなどでも見ることがあります。前々から、一度行ってみたいと思っていました。長野には他にも、近くに志賀高原がありますが、こちらには志賀高原ビールの玉村本店があります。
水が美味しいからか、良いお酒ができるのかもしれませんね。
こちらはラベルの裏側ですが、酒造元の情報が載っています。田中屋酒造店は明治初年創業ということで、あの大政奉還によって江戸時代が終わった、その翌年ということになります。日本酒の蔵元は本当に古くからあるところが多いですね。
水尾 一味
さて今回飲んだのは「水尾 一味」という日本酒です。「ひとあじ」と読むそうです。
ひとごこちという長野県産のお米を100%使用しているとのこと。
「辛口に仕上げた、シンプルな味の純米酒です。純米独特の厚い味わいと軽快な香りが特徴です。冷やでもお燗でも美味しく特に和食系の様々な料理に、負けることなく幅広くマッチする力強いお酒です。」
辛口で、力強いお酒、ということですが、最近は甘みのあるフルーティな日本酒をよく飲んでいたので、この手の日本酒は久しぶりに飲みます。
飲んだ感想
それでは飲んだ感想を書いていこうと思います。
ちなみに飲んだ場所は、長野の善光寺参道の近くにある、九一そばの今むらというお店です。
注いで見るとこんな感じです。おちょこに味があって良い感じです。
とてもスッキリとした味わいです。いわゆる水のような日本酒というイメージです。雑味が少なく、さらっとしています。辛口ということですが、薄口でほのかな甘みがあります。これならどんな料理にも合いそうです。そばにもぴったりでした。
しかし飲めば飲むほどに、その米の甘みも感じられてきます。じわじわと力強さを発揮する、そんなイメージを持ちました。清らかな水で造られた日本酒ということがイメージできるような、クリアでスッキリとした味わいでした。
とても美味しかったです。今回は以上です。