こんにちは。今回は、福島県喜多方市の夢心酒造が造っている日本酒「奈良萬」を紹介したいと思います。
夢心酒造
夢心酒造は明治10年に創業した蔵元です。
福島県喜多方市にあります。
喜多方市といえば喜多方ラーメンが有名ですね。
「夢心」という名前の由来ですが、ホームページによると、夢に出てきた「朝日稲荷」から教えられた酒造りのレシピ通りにお酒を造ったところとても美味しいお酒ができたので、朝日稲荷神社を探してたどり着いたところ、ウトウトしてしまい、また夢の中で、「夢心」と名付けるべしと言われた。という言い伝えがあるそうです。
ホームページ:
http://www.yumegokoro.com/index01.html
奈良萬
夢心酒造には、「夢心」という銘柄と「奈良萬」という銘柄がありますが、今回飲んだのは奈良萬です。奈良萬の方が、よく居酒屋などで目にする印象です。
奈良萬ですが、米は「五百万石」、酵母は「うつくしま夢酵母」を使用しているようです。うつくしま夢酵母は、福島県で開発された酵母のようです。「奈良萬」というと奈良県のお酒かな?と思ってしまいますが、実は福島県ならではの素材を活かした日本酒のようです。
さて今回飲んだのは「昌」というお店です。
武蔵小山にあります。
その日に飲める日本酒はボードに書かれています。
「無ろ過生原酒」というところに惹かれました。どうやら冬の限定商品のようです。
精米歩合は55%まで磨かれています。
こちらが奈良萬です。
ギリギリまで注いでくれました。
串焼きにとても合います。
飲んだ感想ですが、やや辛口っぽいキレのある口当たりです。しかし後からメロンのような後味がブワッと口の中に広がります。メロンやスイカといった果肉系の味がします。そしてクセが全くありません。雑味のようなものがなく、優しい後味でキレを感じます。
これは福島県産のうつくしま夢酵母のなせる技でしょうか。
ビールもそうですが近年はこういったジューシーで飲みやすいお酒が増えてきていると感じます。酵母の力には可能性を感じますね。とても興味があります。
まとめ
今回は夢心酒造の奈良萬を紹介しました。名前から奈良のお酒を想像してしまいますが、福島県に根ざした福島のお酒でした。とてもジューシーで飲みやすく、美味しいお酒でした。
今回は以上です。