こんにちは。今回は、台北市内を観光するモデルコースを紹介したいと思います。
台湾は日本人の環境客も多く、親日国として有名です。
以前ベトナム旅行した時に、台湾で1泊トランジットで宿泊しました。
この時の航空券が、台北を実質半日ほど観光する余裕のある日程だったのですが、せっかく行くのでしっかりと満喫したいと思い、選りすぐりのスポットを厳選して観光したところ、半日あるとなかなか観光することができました。
そこで今回は、台北で1泊トランジットした時に観光したコースを参考例として紹介したいと思います。
台湾の航空券は安い
まず初めに旅程を紹介します。今回は6日間で、台湾→ベトナムと旅行しました。利用したのは「チャイナエアライン」です。
〈1日目〉
07:10 東京 (羽田空港) 出発
10:00 台北 (台北松山空港) 到着
〈2日目〉
08:25 台北 (台湾桃園国際空港) 出発
10:35 ハノイ (ノイバイ空港) 到着
〈6日目〉
11:35 ハノイ (ノイバイ空港) 出発
15:10 台北 (台湾桃園国際空港) 到着
16:10 台北 (台湾桃園国際空港) 出発
20:30 東京 (成田国際空港) 到着
空港に着いてから、ホテルへ行き荷物を置いてから観光開始したので、台湾で実際の観光に使えた時間は半日でした。
そしてこの旅程ですが、航空券だけで往復4万円となかなかの格安旅行でした。しかもこの時はゴールデンウィークの真っ只中で閑散期という訳でもなかったので、4万円で2カ国を周遊できる航空券が買えるなんて思ってませんでした。
台湾旅行は格安で航空券が買えるところも魅力の一つです。このようにもう1カ国追加することもできちゃうので、少し予算に余裕があれば、いいかもしれません。ベトナムで過ごした5日間の旅行記については「ベトナム旅行記」という形でまとめているのでぜひご覧ください。
https://pivoblog.com/category/overseas/vietnamtrip
台北観光ルート
ここからは、台北での観光ルートを紹介していきます。
A: 台北松山空港
B: 天津葱抓餅(永康街)
C: 鼎泰豊(永康街)
D: 九份
E: 趙記菜肉餛飩大王(MRT西門駅)
A: 台北松山空港
まずは台北の玄関口 台北松山空港に到着です。
台湾のスター陽岱鋼がいました。
この日はあいにくの雨でした。
空港については特に紹介することもありませんが、一つ台湾旅行を計画する際のアドバイスとしては、台北にはもう一つ「台北桃園国際空港」という空港があります。桃園空港に比べ、松山空港は市街地に圧倒的に近いので、松山空港発着便の方がより効率的に観光することができます。
もしトランジットで観光するのであれば、松山空港であることのアドバンテージがとても大きくなるので、ここは注意をして航空券を予約するといいと思います。
今回は台北駅の周辺にホテルをとっていたので、一旦荷物を置きに台北駅に向かいます。台北駅にホテルを予約した理由は、翌日桃園空港8:25発のハノイ行きに乗る必要があり、台北駅発の早朝バスに乗る必要があったからです。
荷物を置いたらいよいよ観光開始です。
B: 天津葱抓餅(永康街)
永康街(ヨンカンジエ)は台北駅からMRTで行くことができます。ここでは台湾グルメや買い物スポットが揃っていて、台北に旅行の定番エリアです。
話題のスイーツ店や台湾のソウルフード、有名な小籠包のお店、おしゃれな雑貨屋などがあるので、まずここへ行って、街をぶらぶらしながら気になるお店を探すのがいいかもしれません。
まず僕が行ったのは「天津葱抓餅」というネギ餅のお店です。
プレーンが25元、他にもハム(右上)は40元、チーズ(右真ん中)も40元です。
こんな感じで店員さんがせわしなくひたすらにネギ餅を焼いています。
注文はプレーンにしました。こういう時はビビってとりあえず定番っぽいものを頼んでしまいます。食べた感想としては、食感がふわふわで、素材がシンプルですが、そのシンプルさがとても良くて、また油っこさが絶妙でした。まさしくソウルフードです。
C: 鼎泰豊(永康街)
続いても同じ永康街にある鼎泰豊という小籠包のお店です。ここは日本人にもよく知られた定番のお店のようです。その証拠に、店にふりがなが書いてあります。
このお店はとても混んでいて、順番待ちで1時間くらい待ったと思います。
スタッフの方はしっかりとした接客でした。
さてようやく席に案内され、まずはビールを注文しました。台湾啤酒 金牌です。。
これは台湾の定番ビールのようです。とてもライトなピルスナーでした。
点心をいくつか注文。
食べ方も日本人向けに用意されていたものがあり、観光客対応がバッチリです。こうして食べ方のレクチャーまで用意されているので、旅行で訪れた際には確実に楽しめるお店だと感じました。
D: 九份
さてここからはメインイベントの九份です。九份へは、MRT忠孝復興駅から乗り換えなしのバスが出ているのでそれを利用しました。バス停で待っていましたが、時間になってもなかなか来ず、近くにはタクシーがバスよりも高値で誘ってきますが、しばらく待っているとバスが到着。何人かはタクシーで行く人たちもいましたが、その選択もありだと思います。
九份は本当に異様な空間でした。
こんな感じの狭い路地に屋台がひしめき合い、人でいっぱいのところを通っていきます。匂いも、日本では嗅ぐことのない匂いで、雰囲気が異国の地に来た感じがすごいです。
有名な話ですが、ここは千と千尋の神隠しのモデルになった場所と言われています。最初に、お父さんとお母さんが豚になってしまうシーンで、屋台がたくさん出て来ますが、雰囲気は似ています。
しばらく歩いて行くと、「湯婆婆の館」のモデルになったと言われているお店につきます。
圧巻の景色です!ここは坂道になっていますが、本当に絶景です。
雰囲気がすごくいいです。
夜の雰囲気も最高にいいらしいのですが、それを待っていると帰りのバスがなくなってしまうのでいいところで帰ります。帰りも直行バスが出ているので、それに乗ります。台北の街中についた頃には辺りは真っ暗です。
E: 趙記菜肉餛飩大王
さて台北駅の周辺まで戻って来ました。MRT西門駅から近くで夜ご飯です。夜は、庶民的な味で締めようということで、「趙記菜肉餛飩大王」というお店にいきました。ここはワンタンの老舗です。屋台で食べるほど勇気はなかったのですが、こういった地球の歩き方にも載っている庶民的なお店には行くことができました。
店内は本当に庶民的です。滲み出ています。
こちらがワンタンスープ。具がものすごく大きいです。体感は、写真で見る大きさの1.5倍くらいあります。野菜がびっしりと入っていて、これを食べれたお腹いっぱいです。
コスパはとてもいいので、贅沢をしすぎたと思ったらこういった庶民的なお店に行くのはアリだと思います。
まとめ
夜ご飯をしっかりと食べて、ホテルへ戻ります。
ホテルへ戻る途中で撮った写真です。何度も言いますが、雰囲気が本当にいいです。首都の台北は都会的なのかと思いきや、こんな風情が味わえるなんて思っていませんでした。
雰囲気が強烈な分、ちょっと合わないという方もいるかもしれません。特に、屋台の匂いはナンプラーのような、日本ではあまり馴染みのない香りです。それでも、一度は体験して見る価値はあるのではないかと思います。
翌日は朝一便でベトナムへ行かないといけませんので、この日は早めに就寝しました。
東南アジアの旅行を計画しているのであれば、台湾でトランジットして観光なんていうのもいいです。ぜひ検討してみてください。
今回は以上です。
ベトナムの旅行記も書いているので、よろしければごらんください。
https://pivoblog.com/category/overseas/vietnamtrip