こんにちは。今回は、ミッケラー(Mikkeller)の「19」を飲んだので紹介したいと思います。
ミッケラー
ミッケラーとはデンマークのブルワリーです。
2006年にファントムブルワリーとして誕生し、今では世界のいろんな国に直営店がある巨大ブルワリーです。
ファントムブルワリーとは、自分で醸造設備を持たない形態のブルワリーです。分かりやすい説明が以下の記事にありました。
□外部リンク:
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO37976270Q8A121C1H46A00/
この記事によると、ミッケラーは”2006年の創業以来、1000種類以上、年間にして約100種類という並外れたペースでオリジナルビールを生み出してきた”とのことです。
日本にも、ミッケラーの直営店「Mikkeller Tokyo」が渋谷にあります。行ったことがないので、いつか行ってみたいです。
また、今年の9月には、ミッケラーの結構規模の大きいイベントが神宮球場のあたりで開催されていました。
世界中からいろんなブルワリーが集結するとのことでとても興味がありましたが、チケットが1万円越えで高額だったので諦めました。いつかもっと詳しくなったら行ってみたいです。
19
それでは、「19」を紹介していきたいと思います。
ご覧の通り、パッケージはシンプルに「19」とあるのみ。変わった名前のビールですが、「19」とは使っているホップの数のようです。
これは缶の裏側です。このロゴはよく見ます。タッチが特徴的です。
原材料は、麦芽、ホップ、ライ麦、オート麦です。ヘイジーIPAのようですが、ライ麦やオート麦の入ったビールはよく見かけます。まろみが増す印象です。
グラスに注いでみます。
色合いは茶褐色といったところでしょうか。濃い色をしています。そしてヘイジーということで、やや濁っている気もします。
香りは、ネクター、桃のようなジューシーでトロッとした香りです。松の香りもあります。癖のある香りです。すっきりとはしていません。
味だけでいうと、ストーンのルイネーションに近い味です。一種の魔力というか、これを飲んだらドラゴンにでも変身してしまうのではないかとか、そんな妄想を掻き立てる味です。
ヘイジーIPAということですが、ニューイングランドIPAって感じもしません。味はとても複雑で重ためです。さすが、19種類のホップを使っているビールです。もはやよくわかりません。すごく濃厚で、複雑な味です。基本的には甘いです。
また、苦味はそんなに感じません。アルコールも6%なのでそんなに高くはないです。甘いIPAが好きな方にはオススメです。
もはやジャンルもよくわからないような、すごく濃厚で複雑な味のするIPAでした。ぜひ飲んでみてください。
今回は以上です。