こんにちは。今回は、「LEFT COAST BREWING(レフトコーストブルーイング)」の「The Big Office Double IPA(ザ ビッグオフィス ダブルIPA)」を紹介したいと思います。
LEFT COAST BREWING(レフトコーストブルーイング)
レフトコーストブルーイングとは、カリフォルニア州サンクレメンテにあるブルワリーです。
"レフトコースト"ということで、まさしく西海岸にあるブルワリーです。
今回、American Craft Beer Experience 2018で飲みましたが、LEFT COAST BREWING JAPANという日本の代理店が出店していました。
2017年10月より、全国へネット販売、卸売販売を開始する事になったようです。神奈川県の藤沢市にある「TIMMY’S CAFE」では、テイスティングルームとしての運営も行なっているとのことです。
The Big Office Double IPA
さてレフトコーストブルーイングのブースでは2つのビールを販売していました。
1杯目はサウンドブルワリーのフムロニンバスで、なかなかのフルボディだったので、ゴリゴリの西海岸系が飲みたいと思い、このレフトコーストにたどり着きました。今回はビッグオフィスを注文。
缶のデザインがビーチの夕暮れです。哀愁が漂っています。
ビールも少しオレンジがかった色をしています。少し濁っているようにも見えます。
香りはちょっと変わった匂いです。初めて嗅ぐ香りです。ベルジャンホワイトに近い、ハーバルな香りです。マンゴーに、草っぽいのが混じってるのでしょうか、、松っぽさもあります。この複雑さがいかにもアメリカンスタイルIPAです。
香りがとにかく気になったので調べてみると、「柿」という表現があってピンときました。それだ!と思いました。これは柿の匂いです。硬い柿とマンゴーと草を混ぜた感じです。
飲んだ感じも匂いと同じく変わった香味があって、柿っぽいところがあります。後味に松のような感じもあります。
西海岸のブルワリーですが、"ビーチ"というより、ロケーション的には"都会的"なイメージを持ちました。柿っぽさがビーチっぽくなくて、トロピカルな香りもありますがハーバルな雰囲気が都会的な印象です。
今思うと、「オフィス」なので、都会ですね。
使用しているホップ
公式ホームページによると、HBC 342、シムコー、そしてマウントフッド(Mt. Hood)の3種類のホップをドライホッピングしているようです。
シムコーは定番中の定番ホップですが、HBC 342とマウントフッドは初めて見ました。
HBC 342はメロンに似たフルーティさ、トロピカルなアロマが特徴のようです。マウントフッドは、花、辛味、スパイスといったアロマでちょっと変わっています。これがTheBigOfficeの特徴的な、柿のような、ハーバルな香味を生んでいたのかもしれません。完全な妄想ですが、このあたりで今回は締めたいと思います。
今回は以上です。