今回は、世界最強の下面発酵ビール「サミクラウス」を飲んだので、感想を書きたいと思います。
オーストリアのビールです。
サミクラウス
サミクラウスは、オーストリアの下面発酵ビールです。
サミクラウスは、スイスドイツ語で、サンタクロースの意味だそうです。また、1年かけて醸造され、毎年12月6日にサンタクロースの誕生日にだけ販売されるんだそうです。
さらに、「特殊な酵母技術により、世界最強の下面発酵ビール(ギネスブック記載)」とのこと。どんな技術なのか、なぜ世界最強なのかが気になります。
そしてアルコール度数が14%です。これが世界最強たる所以なのでしょうか。
この裏面の説明がものすごく詳細に書かれていてとても良いのですが、飲む前にちゃんと読んでおくべきだったのが、「長期瓶内熟成後、5年目位が飲み頃」という点です。2021年醸造のビールを2022年7月に飲んでしまいました。半年しか熟成させることができませんでした。とても後悔しています。
□日本ビール株式会社:サミクラウス(長期熟成ビール)
https://www.nipponbeer.jp/lineup/samichlaus-bier/
飲んだ感想
それでは飲んだ感想を書いていきます。
こちらがほんとは5年間熟成しなきゃいけなかったところ、半年で開栓してしまったサミクラウスです。
見た目は漆黒です。泡立ちはほとんどなく、上面発酵のハイアルコールビールのようです。なんと常温がベストだそうです。こんな下面発酵ビールは見たことがありません。
香りは芳醇な甘みがあります。やはりこんな芳醇な下面発酵ビールは見たことがありません。
甘みはかなり強いです。アルコールをはらんだ芳醇な甘みがします。アルコール由来の甘みなのか、ただ5年間の熟成を前提としているので、これは麦芽による糖分もものすごく多いのかもしれません。
これがまだ荒々しいと考えると、5年後にどんな味になっているのかがとても気になります。きっとまろやかになって、角が取れて、飲みやすくなっていると思われます。
しかし冷静に考えると、5年間も保管しておくのは現実的ではないので、結構難しいです。
アルコール度数14%は結構きます。これは熟成させてから飲むのが絶対的にオススメです。
常温で飲むのが良いとのことですが、熟成前なら冷えた状態で飲んだ方が個人的には好きです。
常温にすると、とにかく甘みが際立ちます。おそらくこれは熟成前だからだと思われます。
また機会があったら、今度は熟成させてから飲んでみたいです。
今回は以上です。
飲んだビール:
https://pivoblog.com/category/beer/drinkbeer