今回は、ギルガメッシュブリューイング(Gilgamesh Brewing)のヘイジーIPA(HAZY IPA)を紹介します。
ギルガメッシュブリューイング
ギルガメッシュブリューイングは、アメリカのオレゴン州にあるブルワリーです。
公式サイトによると、もともとホームブルワーで経験を積んだ後、家族で開業し、今では2.5エーカー(約1万平方メートル)の敷地にイベントヤード、レストランや醸造設備などがあるそうです。
高効率な醸造設備
また、醸造設備が効率的だそうです。システムの説明は公式サイトに色々書かれていましたが、標準的な醸造所に比べて30%の水を節約でき、マッシュ効率は98%とのこと。ホームブルーイングのサイトなんかをたまに見ていたりするとマッシュ効率が出てきますが、この数値はすごいです。
サイトの表記が英語だったので間違ってたらすみません。
また、低温殺菌による熱処理をしているそうです。味に変化はないとのこと。
かなりシステム化されたしっかりとした醸造設備を持ったブルワリーであることがわかります。
ヘイジーIPA(HAZY IPA)
「ヘイジーIPA」は、「ニューイングランドIPA」とも呼ばれます。ヘイジーとは「濁った」と言った意味合いですが、このビールが生まれたのがアメリカのニューイングランドなので、そう呼ばれます。
ニューイングランドIPAについては、別の記事で紹介しているのでそちらをご覧ください。
それではギルガメッシュブリューイングのヘイジーIPAを紹介していきます。
パッケージはこんな感じです。成城石井に売っていたので、買って見ました。
黄色と黒の洗練されたデザインです。
原材料は大麦麦芽、小麦麦芽、ホップのみです。よくオーツ麦や大麦、小麦などを副原料に使っているものも見かけます。
飲んだ感想
注いでみるとこんな感じです。色合いは優しい感じの色です。やや白く濁っています。
香りは松、マンゴー、トロピカルフルーツの甘くもさわやかな香りです。飲み心地はややスムースで果実のような甘みが強く、後味も果汁のようなジューシーな喉越しです。苦味はほとんど感じず、とても飲みやすいです。
わりとさっぱりしていて、さらっといけます。アルコール6.5とは思えません。マンゴーや桃のようなトロピカルな甘みがそこそこ強く、飲みごたえもあるので物足りなさは全く感じません。
トロピカルジュースのように飲みやすく、とても美味しいビールでした。
今回は以上です。