今回は、ヱビスの「雫」というビールを紹介します。
ヱビス 雫
エビスの雫は、2019年12月9日に、セブン&アイホールディングス限定で発売されたビールです。
公式サイトによると、「“食事との相性”を考えた新しいビール」とのことです。
毎日飲んでも飲み飽きない、プレミアムビールの味わいを追求。穀皮分離製法によって、雑味や渋みのバランスを調整することで、ヱビス本来の厚みは残しながらも、上質で凛とした味わいを目指しました。毎日のお食事をより一層おいしくする、肩ひじ張らずに楽しめるヱビスです。
引用:公式サイト
"穀皮分離製法"
"穀皮分離製法"という製法が使われているとのこと。
製法の名前から想像するに、麦芽には最初皮がついていて、それを粉砕し、マッシングという工程でその麦芽から麦汁を作りますが、このときに皮を"分離"し、皮が入らない状態でマッシングする、ということでしょうか。
皮には渋み成分の元になるタンニンなどが含まれているため、この皮の分離によって"雑味や渋みのバランスを調整する"ということだと思います。
飲んだ感想
それでは飲んだ感想を書いていきます。
雫のパッケージですが、「雫を想起させるホワイトのフレーク状のモチーフがあしらわれている」ようです。(引用はこちらのサイト)いかにも冬っぽいパッケージで、とても良いです。こういう冬っぽいパッケージは好きです。正月はビールをたくさん飲むことができますが、正月を連想するからです。とてもワクワクします。
原材料は麦芽とホップのみです。
注いで見るとこんな感じです。ちなみに写真は家族に撮ってもらいました。iPhone10だと思いますが、最近のiPhoneはとても映える写真が撮れるようです。
泡はこんもりとふわふわな泡が立ちます。香りは上品でマイルドな甘みを感じます。
口当たりもソフトでとてもマイルドです。いつものヱビスとはおそらく別の酵母を使っていると思われます(あくまで想像)。それくらい、ちょっと違う味わいです。セゾンのような上品さがあります。
セゾンについてはこちら:
https://pivoblog.com/tag/saison
マルッとした甘みを感じます。苦味はあまり感じません。スッキリはしているのですが、ラガーというよりも、上面発酵、特にセゾンのような上品なまろやかさがあります。とても美味しいですが、ヱビスの中ではちょっと異質です。
正月にふさわしい、とても穏やかでゆっくりと飲めるビールでした。
今回は以上です。