こんにちは。今回は、山梨県清里高原にある「八ヶ岳ブルワリー」の「タッチダウン デュンケル」を飲んだので紹介したいと思います。
JAPAN BREWERS CUP 2019
このビールは、JAPAN BREWERS CUP 2019で飲みました。
詳細はこの記事に書いていますが、とても楽しいビアフェスでした。
ビアフェスは3日間にわたって行われますが、ビアフェスに先立って、ビールの審査会が行われます。その審査会で、八ヶ岳ブルワリーの「タッチダウンピルスナー」がピルスナー部門で第3位に輝いたようです。
残念ながら、僕が行った3日目にはタッチダウンピルスナーは飲めませんでした。しかしタッチダウンピルスナー意外にも世界的なビアコンペなどで高評価を獲得しているビールがたくさんあります。
この4種類のビールの飲み比べセットを購入しました。
今回は、「タッチダウン デュンケル」を飲んだ感想を書いていきたいと思います。
タッチダウン デュンケル
このビールは八ヶ岳ブルワリーでも開業当初からの主力商品で人気のあるビールだそうです。製法にもこだわりがあるとのこと。
酵母が好むエキスが濃いカラメル麦芽を、ピルスナー等に比べて1週間ほど長く、6週間かけて発酵・熟成させることで、深みのあるしっかりした味わいとなっています。
引用:https://www.yatsugatake-beer.com/?mode=grp&gid=932923
発酵・熟成期間を長くしているとのこと。熟成とは専門用語で後発酵と呼ぶそうですが、この期間で好ましくない香りを発生させる物質(ジアセチル)を別の物質に変換させたりすることでビールが熟成されていくそうです。この期間を長くすることで、よりマイルドな仕上がりになっているということなのかもしれません。
さらに、カラメル麦芽特有のコクや甘みに負けないよう、ホップ由来の苦みもバランス良く効かせて飲みやすく仕上げた当ブルワリーのデュンケルには、各方面から「濃厚なのにスッキリと何杯でも飲める」との評価が。
引用:https://www.yatsugatake-beer.com/?mode=grp&gid=932923
麦芽とホップのバランスも考えられているとのこと。試行錯誤を重ねて造られたビールのようですね。WBA2015(ワールドビアアワード)では、日本のDark Lager部門で金賞を受賞したようです。
飲んだ感想
それでは飲んだ感想を書いていきたいと思います。
色合いはダークです。ドイツ語で「暗い」という意味を持つデュンケルらしい色をしています。
飲んだ感想としては、このビールのセットで飲んだ「ロックボック」と似た味がしました。
このデュンケルは、最初から甘みがどんどん主張してきます。麦芽由来の甘みだと思いますが、それがこのビールの一番の特徴だと思います。そしてまた、ほのかな渋み・苦みも同時に感じられます。この渋みとも取れる苦みもまたこのビールの特徴かなと思いました。
ロックボックは最後にグワンと押し上げる感じの甘みですが、こっちは最初からどんどん甘みが来ます。麦芽由来の甘みとは別に、発酵っぽい甘みも感じられました。
甘みと渋み、そして苦味のバランスのとれたビールでした。
今回は以上です。