今回は、志賀高原ビールの直営店「ザ ファームハウス (THE FARMHOUSE)」に行ったので、紹介したいと思います。
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志賀高原ビール
志賀高原ビールは、長野県の志賀高原の蔵元「玉村本店」が造るクラフトビールです。日本のクラフトビール界を牽引するブルワリーと言って間違いはないと思います。日本最大級のクラフトビールイベント、けやき広場ビール祭り、通称けやきには毎回出店していて、志賀高原ビールは必ず飲みます。
ザ ファームハウス (THE FARMHOUSE)
ここからはファームハウスを紹介していきます。
ファームハウスは長野県の山ノ内町にあります。渋温泉の温泉街を上っていったあたりにあります。猿が温泉に入っている「地獄谷」の入り口のあたりです。
古民家風の歴史漂う雰囲気の建物ですが、こちらは東京から移築された建物のようです。
建物は渋沢栄一の孫が昭和13年に東京に建てたものを移築したもので、
平成17年まで志賀山文庫という資料館として使われていたそう。
引用:https://blog.goo.ne.jp/rico914/e/42951385950a3192f4053f1fa57d11f8
渋沢栄一といえば2024年から一万円札に描かれることになった人です。
ここからは、店内の様子を何枚か写真で紹介していきます。
お店に入ると廊下の奥にレストランスペースがあります。
廊下には、志賀高原ビールの瓶がたくさん並んでいます。
店内はテーブル席とカウンター席がありました。奥行きがあってそこそこ広いです。
タップは10数個あります。
メニューはこんな感じで書かれています。
ここからは、飲んだビールや食べた料理を紹介していきます。
メニュー
まずはメニューを紹介します。
こちらはランチメニューです。Cのホップ薫る国産豚のエール漬けソテーを注文しました。
こちらはビールのメニューです。この日は11種類のビールが用意されていました。
今回飲んだのはこちらの6種類のビールです。
・KASUMI
・SNOW MONKY IPA
・Draft Pale Ale
・B-side SNOW MONKY IPA
・W-IBA -MASAJI THE GREAT-
・ゆるブル Wheat
せっかく来たから、、と、たくさん飲んでしまいました。
飲んだビール
ここからは、飲んだビールを紹介していきます。
KASUMI
まずはKASUMIというビールです。スタイルはセッションIPA。志賀高原ビールの中では一番度数の低いビールだそうです。
(メニューより)
色合いはヘイジーでとても濁っています。ニューイングランドIPAです。最初に行っておくと、ザ ファームハウスで飲んだビールは全てこの色合いです。香りはグレープフルーツのような香りです。かなりドライで、苦味がやや際立っています。ただ苦いだけでなく、穀物のふくよかさを感じます。口当たりはスムージーで、とてもソフトです。
このビールは一番最初に飲んで正解だったと思います。他のビールに比べてさらっと飲めてしまう感じで、飲みやすかったです。ただ、一緒に行った家族は、普段クラフトビールをあまり飲まないので、かなり苦そうにしていました。
確かに、志賀高原ビールはドライで苦味が強いと思います。「苦い人生」という言葉の通りです。
SNOW MONKY IPA
続いては、SNOW MONKY IPAです。
(メニューより)
スノーモンキービアライブとは、志賀高原で毎年開催されている「国内トップレベルのクラフトブルワリーと、豪華なアーティスト多数が参加して開催される、ビールと音楽のイベント」です。伊勢角や箕面など、日本を代表するブルワリーが参加しているようです。僕はまだ行ったことがないのですが、いずれ行ってみたいと思っています。
さて飲んだ感想ですが、最初に飲んだKASUMIよりも濃いと思います。色合いもよりヘイジーで濃いような気がします。
香りにはグレープフルーツ香の他に、穀物的な香りもあります。とても心地よい香りです。後味には苦味がしっかりと感じられますが、スッキリとしています。
Draft Pale Ale
続いてはDraft Pale Aleです。
モルトがより強い。苦味は相変わらず。
(メニューより)
こちらは樽生専用のペールエールということで、お店でしか飲めないものだと思います。ぜひいっぱい目にと書かれていますが、3杯目に飲んでしまいました。
香りは柑橘系です。口当たりはとてもスムージーで柔らかく、モルトの優しさが感じられます。旨味、甘味を感じます。しかしながらしっかりとした苦味があります。苦い人生という感じです。
B-side SNOW MONKY IPA
続いてはB-side SNOW MONKY IPAです。
(メニューより)
ベルジャン酵母を使用したビールとのことです。しかも野生酵母だそうです。ベルギーの野生酵母といえばランビックを思い浮かべます。酵母だけが違うスノーモンキーIPAということで、飲み比べることによって酵母の違いを感じることができそうです。
飲んだ感想としては、見た目、香り、口当たり、ほぼそのままですが、シュワシュワとした酸味がやや感じられる気がしました。この酸味がおそらくベルジャン酵母により生成されたものだと思います。心地よい酸味でした。
W-IBA -MASAJI THE GREAT-
続いてはW-IBA -MASAJI THE GREAT-です。
IBAとは、Imperial Black Aleの略で、つまり大量にホップを使用した黒エールということだと思います。おそらく、濃色モルトを使用したIPAということでしょうか。
(メニューより)
飲んだ感想ですが、これまで飲んできた他のビールとは違った味です。黒砂糖のような香りがします。アルコール感を伴っています。飲んでみると強めの甘味と緩やかな苦味が調和した黒ビールでした。志賀高原ビールにモルト由来の甘みがより付加されたような感覚です。
ゆるブル Wheat
最後はゆるブル Wheatです。このビールは有名な気がします。
(メニューより)
ブログが10年も前から更新していることにまず驚きです。特徴は何と言っても小麦を使用しているところです。
このビールもグレープフルーツのような香りがしてフルーティです。飲んでみると小麦の緩やかな酸味と、スムースで心地よい口当たりがとても良いです。とても美味しいビールです。苦味もありますが、バランスがとてもいいと思います。
ランチ
ランチで食べたものも紹介しておきます。
これは「ホップ薫る国産豚のエール漬けソテー」です。ビールの味はしませんが、何かしらの効果はあるんだと思います。柔らかくてとても美味しかったです。
持ち帰りもできる
持ち帰りのビールもありました。
都内でもあまり手に入らない、スノーモンキーIPAやゆるブルWheatなどもありました。お土産に良いと思います。
まとめ
今回は、志賀高原にある志賀高原ビールの直営レストラン「ザ ファームハウス」を紹介しました。雰囲気がとても良くて、料理もとても美味しかったです。そして何と言っても作りたての志賀高原ビールが10種類以上も飲むことができます。こういうところに来るといつも思いますが、全種類のビールを飲みたいと思いますがそれができないのが悔しいです。湯田中温泉に宿泊する際にはぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
今回は以上です。