今回は、隅田川ブルーイングの「琥珀の時間」について紹介したいと思います。「デュンケル」というスタイルの黒ビールです。
1996年からつくられている飲食店向けビール
今回紹介するのは「琥珀の時間」です。「時間」と書いて、「とき」と読むようです。調べてみたところ、どうやらこのビールは1996年には飲食店向けの業務用樽生ビールとしてリリースされていたようです。
なかなか歴史のあるビールでした。
その「琥珀の時間」を、一部レシピをリニューアルし、「TOKYO 隅田川ブルーイング」から2018年8月に新たに販売されたそうです。販売されたと言っても飲食店向けの樽生の販売です。
過去には缶ビールの販売も
また「TOKYO 隅田川ブルーイング」ブランドになる前には、コンビニなどで数量限定で缶ビールとしての販売も行われていたようです。今はもう売られていませんが、2016年に販売されていたようです。
これを飲むにはお店で探して飲むしかありませんね。
ゴールデンエール、ペールエール、琥珀の時間の3つは隅田川ブルーイングのスペシャリティビールという位置付けですが、ゴールデンエールはすでに缶ビールが販売されており、ペールエールは2018年11月に缶ビールが発売されます。
琥珀の時間もいずれ発売されるのでしょうか?注目しておきたいと思います。
デュンケル
さて琥珀の時間ですが、「デュンケル」というスタイルのビールです。「ドゥンケル」と表記されていることもありますが、ビアスタイルガイドラインの表記が「デュンケル」ですので、このブログでもビアスタイルガイドラインに合わせて「デュンケル」でいきたいと思います。
デュンケルはドイツのミュンヘンで誕生した下面発酵ビールです。デュンケルはドイツ語で「暗い」という意味ですが、その名の通り色合いは茶色のダーク系ビールです。
ダークモルトによるトーストのような香ばしい甘みが特徴的です。
隅田川ブルーイング 琥珀の時間
それでは隅田川ブルーイングの琥珀の時間を飲んだ感想を書いていこうと思います。
色合いは先ほども書いた通りダーク系です。黒ビールまではいきませんが、焦げ茶色をしています。香りはほんのり麦芽の甘みが感じ取れます。
飲んでみた感想ですが、麦芽由来のとても優しい甘みがしました。
ロースト感はあまりありません。
隅田川ブルーイングのビールで近いのは、黒ビールの「ビタースタウト」ですが、これは焦がしたようなロースト感がありました。
こちらは本当に優しくてマイルドな甘みです。後味はすっと消えていくようなクリアな印象です。
苦味も少なく、飲みやすいビールでした。デュンケルはこれ以外にも飲んだことがありますが、こちらも甘みは感じましたがロースト感がなくてクリアな味わいでした。
デュンケルは黒ビールですが、黒ビールにもいくつかの種類があります。まとめた記事がありますので、よろしければご覧下さい。
今回は以上です。
店舗情報:個室×クラフトビール 貴
今回紹介した琥珀の時間は、新宿にある「個室×クラフトビール 貴」で飲みました。
tokyo 隅田川ブルーイングのビールを6種類も飲むことができて、しかもクラフトビールの飲み放題プランがあるため、飲み会利用にも最適なお店です。
別の記事で紹介しているのでよろしければご覧ください。
□「個室×クラフトビール 貴」の紹介記事はこちら:
営業時間:
16:00~25:00
アクセス:
新宿駅東口から徒歩約1分
ブログで紹介したビールの一覧はこちら: