こんにちは。今回は、忽布古丹醸造(ホップコタン醸造)の「Poker Face」というビールを飲んだので紹介したいと思います。スタイルは「シュバルツ」という黒ビールです。
VOLTA
このビールは、札幌のVOLTAというお店で飲んだビールです。
先日札幌に旅行をした時に行きました。北海道のクラフトビールを始め、海外のクラフトビールなんかもたくさん置いてありました。この日は13タップありました。
クラフトビールの本が置いてあったりと、なかなかクラフトビールに精通したお店です。
ちなみにこの日のタップリストはこちら。
最初に、1番の「Von Ebert Brewing」の「Sabrage IPA」を、次に4番の「ローグ醸造所」の「ヘーゼルナッツブラウン」を飲みました。
最後に飲んだのが、今回紹介する「忽布古丹醸造(ホップコタン醸造)」の「Poker Face」です。
忽布古丹醸造(ホップコタン醸造)
「ホップコタン」、とても可愛らしい響きです。北海道・富良野にあるブルワリーだそうです。
Twitterでリプライをくれた方が教えてくれたのですが、このブルワリーは北海道にある「ノースアイランドブルワリー」という醸造所にもともといた人が立ち上げたブルワリーだそうです。
元ノースアイランドの人が立ち上げたブルワリーです!よろしくです!
— タニビール (@tanilovebeer) 2018年12月15日
「地のホップで醸すという幸せを求めて」
忽布古丹醸造の公式ページをみてみると、忽布古丹醸造の理念が書かれています。
まずタイトルに「FULL OF HOPPINESS」、そしてサブタイトルに「地のホップで醸すという幸せを求めて」とあります。
この言葉とてもいいと思います。自分の作った農作物を醸して酒を造る、というのは憧れです。
また、「コタンとは村や集落を意味するアイヌの言葉で、まさに北海道のホップ集落=上富良野のことを指す名称」だそうです。
僕は長野県の「志賀高原ビール」も好きでよく飲みますが、志賀高原ビールでも同じようなことを言っていました。
この「風土を醸す」という言葉にとても憧れています。
富良野もホップ栽培には適した場所なんだろうなと思います。忽布古丹醸造のことを一瞬で好きになりました。
Poker Face
ここからは、忽布古丹醸造のPoker Faceを紹介していこうと思います。
Poker Faceは、シュバルツというスタイルの黒ビールです。せっかく自家栽培ホップを使ったビールなので、IPAなどのホップの特徴を前面に押し出したビールを飲みたかったですが、今回はこれしかなかったのでこれを飲みます。
ちなみにシュバルツとは、ドイツ発祥の黒ビールで、文豪ゲーテが愛したビールと言われています。
黒ビールの種類についてまとめた記事があるので、よろしければご覧ください。
さてこちらがPoker Faceです。
見た目は真っ黒です。これもまた泡なしスタイルで注がれてきました。
香り自体はそれほど強くなく、ほのかに黒ビール特有の香ばしい苦味を感じるかな?と言った程度でした。
飲んでみると、第一印象は「コーヒーみたいな苦味」を感じました。スタウトのような苦味です。
また、日本の大手黒ビールの甘みはあまりありません。
そしてとてもドライです。シュバルツは上でも書いた通りドイツ発祥のビールですが、ドイツのスタイルっぽくない印象です。マイルドさはなく、どちらかというと激しいです。ほのかな甘みは感じられるかな、と言ったところです。
まとめると、ドライで香ばしい苦味が支配的な黒ビールと言ったところでしょうか。マイルドな黒ビールというよりは、スタウトに近い味わいでした。また、ゴクゴクというよりはゆったり飲みたいタイプのビールだなと思いました。
今回は以上です。
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店舗情報
営業時間:
月~土、祝前日 : 18:00~翌5:00 (料理L.O. 翌4:00 ドリンクL.O. 翌4:00)
日曜日、祝日 : 18:00~翌0:00 (料理L.O. 23:00 ドリンクL.O. 23:00)
アクセス:
南北線すすきの駅徒歩3分・大通り徒歩5分