今回は、オラホビール(OH!LA!HO BEER)の雷電カンヌキIPA(閂IPA)を飲んだので、紹介したいと思います。
オラホビール
オラホビールは、長野県東御市にあるブルワリーです。
コンセプトは「“グラスの中の幸せ”を考えるブルワリー」とのこと。幸せなひと時を提供したいという思いが込められているそうです。
また、東御市には直営のレストランがあり、旬の信州産食材を使った美味しい料理と、オラホビール直営レストランならではの新鮮なビールが楽しめるようです。
□Brewery & Restaurant OH!LA!HO
北アルプスを一望でき、また日帰り温泉施設が隣接しているようです。ビールを飲む環境としてはもう最高のコンディションですね。こんなところに一度住んで見たいです。
※追記:2019年3月をもって閉店したようです。
カンヌキIPA
このとにかく派手なパッケージがカンヌキIPAです。スーパーに並んでいますがひときわ目立っています。
裏面には力士の横顔が描かれています。これは、東御市出身の力士「雷電為右衛門」だそうです。1789年から1811年まで現役として活躍し、なんとその生涯の通算勝率は.962という驚異的な数字を誇る、最強力士だそうです。
雷電のあまりの強さに、「閂」を禁じ手とされたそうで、相手力士の腕をへし折るほどの威力があったとか。このカンヌキIPAは、その禁じ手から取っているようです。
飲んだ感想
グラスに注いで見ます。
色は割と濃い色をしています。ウェストコーストの度数高めのIPAと似た色合いです。
香りはとても爽やかで、シトラス・フローラル系な香りです。飲んだ後も、フルーティな香味が続きます。
IBU63ということですので、そこそこ苦味があるはずだけどそこまで感じないようなバランスの良さがあります。ボディは弱めでドライな口当たりです。後味の癖がなくてキレがいいと感じました。
最初は何杯でもいける気がしていましたが、だんだん苦味を感じるようになってきました。やっぱり苦味は強めです。
カンヌキとは、この苦味のことでしょうか。じわじわと効いてきます。ホップのフルーティな香りはやはり最初が一番感じられ、だんだん慣れてきたところで苦味を感じ始める、ということのなのかもしれません。これは人の嗅覚の問題ですが。
トータルでは、香りと苦味のバランスのとれたアメリカンIPAという印象でした。今度東御市に行って、より新鮮な状態で飲んで見たいと思いました。
今回は以上です。